片桐監督の高校時代から使用している伝統のグラウンド。 脇にある室内練習場も使用可能。当時から敷地を広げ、防球ネットも張り、専用野球場として十分な環境が揃っている。それでも「昔は何でも手作りでしたよ。 大工さんと一緒に釘を打って建物を作ったりもしました」と片桐監督は懐かしむ。桜の木に囲まれたグラウンドで選手たちは大きく成...
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安中総合には「地獄巡り」と呼ばれる過酷なトレイルランニングメニューがある。学校裏の空き地や斜面遊歩道コース1周約700メートルを10周以上走り回る。 駒ヶ峯宗也主将(新3年=外野手)は「厳しすぎるメニューだが、メンタルが鍛えられている」と話す。「地獄巡り」が夏の勝利を導くはずだ。 2019年4月号掲載...
館林商工はオフシーズンに打撃強化に力を入れた。選手たちは、ストライクゾーン9分割をイメージし、各コースに対応したスイングを心掛けた。小林大介監督は「コースをイメージすることでスイングの質が変わってくる」と話す。地力を伸ばすチームは、打撃で未来を切り開く。 2019年4月号掲載...
矢板中央はオフシーズンに「4万スイング」の目標を掲げて、バットを徹底的に振ってきた。1日平均1000スイング。ウエイトなどと組み合わせることによって、各打者の打撃が進化したという。チーム屈指の好打者・大場黎也(新3年=外野手)は「スイング力を高めたことによって飛距離が変わってきた」と実感する。「4万スイング」の効果を、...
国学院栃木は、2月下旬の練習に栃木市企業の経営者を招いて「活力朝礼」を行った。選手たちは、著名な経営者から、挨拶、返事、教養の指導を受けた。経営者朝礼を試みた柄目直人監督は「野球界だけではなく、社会の成功者の方々から学ぶことは多い」と、今後も様々な授業を行っていくという。 2019年4月号掲載...
500グラムの砂入りボールを使ってティー打撃を行っている。インパクトでの押し込みが強くなり、打球に強さが加わるという。昨秋、本塁打を連発した白鳥史弥は、「サンドボールだと前に飛ばなかったが、普通のボールで打つと飛距離が伸びるようになっていた」と効果を口にする。 2019年4月号掲載...
米山監督の母校・亜細亜大のトレーニングを加藤学園でも取り入れている。名前は「やる甲斐がある」という意味で「やりがい」と呼ばれ、塁間を使って行われる。手押し車やジャンプしながら前に進むものなど約10種類。器具を使うのではなく、自重トレーニング系だ。シーズンを通して練習メニューに組み込んでいる。 2019年4月号掲載...
年に4、5回実施している長距離走。「投げることも打つことも基本は足腰から。しっかりとした下半身を作ること」と上原監督。大和市にある学校から江ノ島までの片道約23キロの距離をチーム全員で走る。毎年、年末最後の練習日には「行きはとにかく頑張れ。帰りは最悪歩いてもいいからゴールに辿り着け」と江ノ島までの過酷な往復走を敢行。フ...
2019年のスローガンは「優往邁進」。四字熟語「勇往邁進」からの造語で、優勝に向かってひたすら前進することを目指す。選手たちは、左中間に掲げられた横断幕を日々見ながら、神奈川の頂点を目指す。 2019年4月号掲載...
清瀬はオフシーズンに、1日700スイングの数値目標を設定し、バットを振り込んだ。選手たちは、投手をイメージしながら黙々と練習に取り組んだ。寺谷隆志主将は「春、夏は、打ち勝つ戦いをみせたい」と士気を高めている。 2019年4月号掲載...
創立90周年記念事業の一環として2014年に完成した2号館の屋上に作られた新ブルペン。エレベーターに乗っての移動となるが、人工芝のクッション性も優れ、照明付きの中で3人同時に長時間の投げ込みが可能となっている。「投げようと思えばいくらでも投げられる。バッターも入ってボールを見ることができる。いろんな使い方ができてありが...
帝京八王子は、学校近くの専用球場で練習を積む。山斜面を開拓して造られた土地で、まさに「要塞」。 ライトがやや狭い扇型だが、森の中の静かな環境で野球に打ち込むことができる。 センターには「スコアボード」も設置され、レフト裏にはブルペンも整備。野球小僧たちは、夢中になって白球を追う。 2019年4月号掲載...