ベテラン指揮官率いる県立強豪粘り強い戦いでベスト8以上狙う 強豪校がひしめく激戦区・神奈川県で、公立校ながら2022年夏まで5季連続ベスト16進出を果たした相模原弥栄。昨夏は4回戦敗退も第3シードの湘南に8対11と終盤まで互角の戦いをみせた。伝統的にチームに根付く「出たとこ勝負」の精神で毎年、激しい点の取り合いや劇的な...
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スローガンは「明るく、楽しく、元気良く」今春都大会で5年ぶりに勝利 昨秋予選を突破し、14年ぶりに都大会出場を決めた京華商。今春の都大会でも勝利を挙げてチームの進化を証明した。野球を楽しむという原点がチーム躍進の要因だ。 ■都大会にさわやかな風を吹き込む 野球を楽しむ姿勢が伝わってくるチームだ。京華商は1994年(平成...
2002年の野球部創部から22年、悲願の初優勝箱山主将率いるチーム、紫紺の優勝旗を群馬へ持ち帰る 健大高崎が3月31日の第96回選抜高校野球大会決勝で、報徳学園に3対2で勝利し、悲願の全国制覇を達成した。接戦を勝ち抜き全国の頂点に立ったチームは、紫紺の大優勝旗を群馬に持ち帰った。 ■7度目の挑戦で初の全国制覇 選抜出場...
プロ注目のエース磯貝を軸に投打充実21年ぶりの甲子園へチーム団結 4度の甲子園出場実績を持つ横浜商大高。投打の力を蓄えるチームは、虎視眈々と甲子園出場を狙っていく。 ■昨夏は初戦で惜敗し「涙」 昨夏の1回戦が脳裏に焼き付いている。投打のバランスが整っていた横浜商大高だったが、くじ引きの巡り合わせによって初戦で鎌倉学園と...
11度の甲子園出場を誇る伝統校ハードルを越えた先に見える聖地 春夏通算11度の甲子園出場を誇る伝統校・国士舘。選手たちは2019年春以来の甲子園を目指して、ハツラツとした姿勢をみせている。 ■近年で負けた相手は強豪のみ 都内の高校野球史に確かな足跡を残してきた国士舘。近年では2019年に選抜出場を果たしている。夏は2...
「高崎から日本一」を有言実行「機動破壊」のスローガンで栄冠つかむ 健大高崎が今春の選抜高校野球大会を制して、初の全国制覇を達成した。決勝戦では報徳学園に3対2で競り勝ち、春の頂点に立った。 ■選手全員が目標に向かって努力 9回裏二死2塁。9回からマウンドに立った2年生サウスポーエース佐藤龍月のスライダーが鮮やかな弧を描...
『ガッツ 気合 根性』が指導の原点 小倉全由前監督の勇退に伴い、2023年4月に日大三指揮官に就任した三木有造監督。小倉全由前監督のもと26年間参謀を務めチームの“たすき”を受けた指揮官は、昨夏の西東京大会で優勝。初陣で甲子園出場を成し遂げた。就任1年を迎えた三木監督に聞いた。 ◾️愚直に繰...
山口龍之介 主将(3年=遊撃手) 選手の個性を活かして戦う 「プレー面で個性がある選手が揃っていて勢いに乗ったときは大きな力を発揮するチームです。投手を中心とした守備からリズムを作って攻撃へつなげていきます。思考自走野球を実践して、粘り強く戦っていきたいと思います」...
加藤優弥 主将(3年=二塁手) 森下先生のために甲子園へ 「攻撃はバントをしない代わりに、単純にバットを振る力も大事になってきますし、盗塁やランエンドヒットなどの足を絡めていくこともカギになると思っています。守備に関しては2年間、森下先生にノックを打ってもらって、自信を持っています。森下先生のためにも夏は甲子園に行きま...
山野井寛大 主将(3年=捕手) みんなの心をひとつにして戦う 「今年のスローガンは『一心開花』。3年生部員は60人いるので、みんなの心をひとつにして戦っていきます。昨年の先輩たちの悔しさを知っている選手が残っているので、先輩たちのためにも甲子園へ行きたいと思います」...
田中慶至 主将(3年=捕手) 日本学園の校名を歴史に刻む 「今年の日本学園は、各選手が自立していて、自然にまとまっていくチームです。最速144キロのエース古川遼を軸に粘り強く戦っていきます。校名変更まであと2年。自分たちの代で甲子園出場を果たして日本学園の校名を歴史に刻みたいと思います」...
「一言で言えば、今までにない野球部を作りたい。プレースタイルはバントなし、フルスイング。走塁にも力を入れていく。選手には『チームの勝ち負けよりも、まず自分が対ピッチャーとの勝負に勝てるように』と伝えている。それが1番から9番までできたら、試合は絶対に勝てると思っている。人生を豊かにできる3年間にして、最終的には全員が上...