ミラクル劇演出で悲願の初優勝 葛飾の星、下町へ優勝旗を持ち帰る 共栄学園が第105回全国高校野球選手権記念東東京大会決勝で東亜学園に勝利して悲願の初優勝、甲子園初出場を決めた。 ■2003年男女共学化の新鋭 共栄学園は2003年の男女共学化に伴い野球部が誕生。2012年に原田健輔監督が就任した。原田監督は浦和学院出身で...
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夏大会さながらの応援で一体感演出 メンバー外選手が「完全燃焼」 第105回全国高等学校野球選手権記念神奈川大会(7月7日開幕)を前に、神奈川強豪の横浜隼人と横浜商大高が6月29日、横浜スタジアムで「引退試合」を行った。 年ぶり横浜スタジアムでの引退試合 夏のメンバー入りを逃した選手たちが中心となって戦う引退試合は、両...
投打充実、春大会ベスト16進出 2年連続で戦国・神奈川の夏シード獲得 春大会でベスト16進出を果たした市ケ尾が、2年連続の夏シードを獲得した。野球を本気で楽しみながら進化を遂げるチームは、新たな歴史をつくっていく。 ■力と自信を蓄えるチーム 近年の各大会で安定した戦いをみせる市ケ尾は、神奈川公立屈指の戦績を残す。昨春に...
スカイブルーのチャレンジ 2021年夏ベスト8進出の公立実力校 2021年夏にベスト8へ進出した実績を持つ横浜清陵。投打のバランスが整うチームは、一体感を武器に虎視眈々と番狂わせを狙っている。 ■秋、春ともに私学に惜敗 今年の3年生は、昨夏大会でプレーした選手が多く残る経験値の高いチームだ。丸山聖悟主将(3年=内野手...
丸山聖悟 主将 (3年=一塁手) 縦と横のつながりが武器 「今年の横浜清陵は、選手同士の仲が良くて、縦と横のつながりが武器になっています。この1年間、みんなで協力しながら努力してきました。投手力には自信があるので守備からリズムをつくって攻撃へつなげていきたいと思います。このチームは全員で作り上げてきたチーム。絆はどのチ...
市ケ尾・菅澤悠監督 ベンチメンバーが役割を理解 「2年連続夏シードを獲得することができましたが、選手の頑張りがすべてです。今年の3年生は、昨夏から試合に出ている選手が多いですが、彼ら以外のベンチメンバーが役割を理解してチームを盛り上げてくれています。その一体感がチームの土台になっています」 監督プロフィール 1987年...
エース/福田京佳 (3年) 130キロ弱のストレートとチェンジアップを巧みに操るサウスポーエース。投球術に優れ、牽制テクニックも抜群だ 主砲/梅澤蒼空 (3年=三塁手) パワーとスピードあふれる強打者。もともとは捕手だったが今春からはサードへコンバート。打撃に集中できることで迫力が増した 主将の チーム分析 玉城巧望...
横浜清陵・野原慎太郎監督 選手たちの成長を見守りたい 「選手たちは、この1年で大きく成長しました。ただ、生徒たちは成長の過程。大会中も成長してくれると感じています。私の指導歴でも、大会で成長できるチームは結果がついてくることが多かった。選手たちが成長していく姿を、1試合でも多く見守っていきたいと思います。そして、次の...
Wエース 木澤卓也 (3年) 最速133キロのストレートで強気に勝負する右サイド主戦。球速以上に威力あるボールで仕留めていく 堀川爽馬 (3年) 最速130キロのストレートとスライダーを駆使してゲームをつくる制球派。イン、アウトを使い分けてアウトを重ねていく pick up 高槻琉聖 (3年=中堅手) 走攻守三拍子そ...
夏だ!祭りだ!翔陵だ!! 50年ぶりの甲子園へ 秋ベスト8、春ベスト16の藤沢翔陵。チームにとっては、クライマックスとなる夏がいよいよやってくる。 ■接戦を勝ち切るDNA装備 夏に強さを発揮するチームだ。2021年夏にはベスト4へ進出、昨夏にも5回戦で桐光学園に競り勝ちベスト8へ勝ち上がっている。ゲーム終盤にみせる一気...
国学院栃木・柄目直人監督 一隅を照らす 「昨夏は甲子園という非日常を経験することができて、その経験がチームの日常を変えてくれました。大事にしている言葉は『一隅を照らす』。片隅や自分自身を含めてチーム全体を照らすことで、グラウンドだけではなく社会で活躍できる人材を育てていきたいと思います」 監督プロフィール 1982年栃...
エース/大野巧成主将 (3年) 最速142キロのストレートを果敢に投げ込み、相手をねじ伏せる絶対エース。打撃でも4番に座り、迫力の打球を放つ Pick up 堀田秀哉 (3年=二塁手・投手) 力強いスイングで長打を放っていく右のスラッガー。秋2回戦八王子戦ではサヨナラ本塁打を放つなど勝負強さを備えている 川上智史 (3...