絶対エース不在でも勝てる方程式を模索 名称が率いる“可能性を秘めた”チーム 昨秋、常葉大菊川を土俵際まで追い詰めた城南静岡。名将による熱のこもった指導が、選手たちを突き動かしている。(取材・栗山司) ■甲子園を知る名将が導く 「練習のための練習じゃない。試合のための練習をするんだ」 「どんなボールでも正面で捕る...
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春夏6度の甲子園出場を誇る伝統校 今春から28歳の指揮官が采配 春夏6度の甲子園出場を誇る伝統校・日大二。今春、新たな指導体制となったチームは選手とともに次なる歴史をつくっていく。 ■新たな体制でスタート 破壊力の打線を武器にパワフルな戦いをみせている日大二。1982年夏を最後に甲子園からは遠ざかっているが、2...
2022年夏にベスト8進出 冬トレでひと回り成長したチームに期待 2022年夏にベスト8へ進出した足利大附。先輩たちの情熱を引き継ぐチームは、8強を乗り越えて栃木の頂点を目指していく。 ■先輩たちが残した財産 昨夏は大きな戦果を残した。プロ注目のエース小林央典(卒業=仙台大進学)を軸にしたチームは2回戦で、優勝...
2016年夏の躍進を再び 夏の頂点へ向け体づくりから取り組む 2016年夏に県決勝進出を果たしている袋井。夏に向け、積み上げた努力が花開こうとしている。(取材・栗山司) ■西部地区の公立実力校 1976年に誕生した袋井。創部8年目に春季東海大会で優勝するなど新鋭校として躍進した。その後、創部40年目の2016年...
荒井退造顕彰活動から学ぶ選手たち 3月下旬には兵庫遠征で兵庫高と交流 伝統校・宇都宮は文武両道を貫きながら甲子園を目指す。啓蒙活動にも取り組むチームは、甲子園の先にあるゴールを見据えていく。 ■大先輩の生き方に学ぶ 宇都宮は3月下旬に兵庫県遠征を行った。兵庫野球部との交流を図るもので、太平洋戦争末期の沖縄戦で県...
4度の甲子園出場の実績を誇る伝統校 プロ注目の大型遊撃手・田上を軸に全員野球 4度の甲子園出場の実績を誇る伝統校・日大藤沢。昨年の秋季県大会でベスト4進出を果たしたチームは、5度目の甲子園を射程距離に入れている。 ■1勝、1打席、1球の重み 2007年春に選抜出場を果たした日大藤沢。あれから16年、チームは再び...
岩渕一隆監督が勇退し新たな体制へ 選手たちは春季都大会快進撃で恩返し 専大附は2013年夏にベスト8へ進出し近年では2018年夏、2021年春にベスト16になるなど実績を残してきた。今春には35年にわたってチームを指揮した岩渕一隆前監督が勇退し、新たな体制でスタートを切った。 ■情熱を注ぎ込んだベテラン指揮官 ...
春夏13回の甲子園出場を誇る伝統校 2001年以来、22年ぶりの夏甲子園へ情熱全開 春夏計13回の甲子園出場を誇る伝統校・前橋工。復活をかけるチームは、2010年春以来の甲子園を目指して“明るく前向きに”突き進む。 ■1970〜90年代に黄金期 春夏計13回の甲子園出場を誇り、3度の全国ベスト4の実績を持つ前橋...
2020年夏の独自東東京大会でベスト4 今年の3年生は2021年入学の最強世代 2020年夏の独自東東京大会で初のベスト4を果たした大森学園。3学年合わせて90人の大所帯となったチームは「今」を大事にして東東京の頂点を目指す。 ■東東京最大規模の部員数 下町の雄・大森学園は、コロナ禍開催の2020年夏の独自東東京...