決勝は18安打炸裂の猛攻 全員で掴んだ悲願の初甲子園切符 第105回高校野球選手権記念静岡大会は、浜松開誠館が初優勝を遂げ幕を閉じた。 (取材・栗山司) ■エースの決意 決勝戦の前日、佐野心監督から先発を言い渡されたエースは「やってやるぞ」と気持ちが高ぶった。 最速149キロ右腕の近藤愛斗(3年)は不調に苦しんでい...
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神奈川/静岡版の記事一覧
ノーシードから難敵を撃破した殊勲の準優勝 打線を繋ぎ、チームは一つになった 第105回高校野球選手権記念静岡大会の準優勝は東海大静岡翔洋となった。ノーシードながら堅実な戦いをみせ、決勝進出を果たした。(取材・栗山司) ■難敵を次々と倒して決勝へ 甲子園で勝つチームを作る—。それが昨年、新チームを結成した際の目標だった...
全6試合で大きく成長、初の夏甲子園へ 第105回全国高校野球選手権記念静岡大会決勝で、浜松開誠館が東海大静岡翔洋に12対8で勝利し初の夏甲子園出場を決めた。浜松開誠館は4回戦で浜松商、準々決勝で掛川西を完封し、準決勝では2017年夏優勝の藤枝明成を相手に粘りのサヨナラ勝ちを収めた。決勝戦・東海大静岡翔洋戦でもチーム一丸...
投打充実、春大会ベスト16進出 2年連続で戦国・神奈川の夏シード獲得 春大会でベスト16進出を果たした市ケ尾が、2年連続の夏シードを獲得した。野球を本気で楽しみながら進化を遂げるチームは、新たな歴史をつくっていく。 ■力と自信を蓄えるチーム 近年の各大会で安定した戦いをみせる市ケ尾は、神奈川公立屈指の戦績を残す。昨春に...
スカイブルーのチャレンジ 2021年夏ベスト8進出の公立実力校 2021年夏にベスト8へ進出した実績を持つ横浜清陵。投打のバランスが整うチームは、一体感を武器に虎視眈々と番狂わせを狙っている。 ■秋、春ともに私学に惜敗 今年の3年生は、昨夏大会でプレーした選手が多く残る経験値の高いチームだ。丸山聖悟主将(3年=内野手...
丸山聖悟 主将 (3年=一塁手) 縦と横のつながりが武器 「今年の横浜清陵は、選手同士の仲が良くて、縦と横のつながりが武器になっています。この1年間、みんなで協力しながら努力してきました。投手力には自信があるので守備からリズムをつくって攻撃へつなげていきたいと思います。このチームは全員で作り上げてきたチーム。絆はどのチ...
市ケ尾・菅澤悠監督 ベンチメンバーが役割を理解 「2年連続夏シードを獲得することができましたが、選手の頑張りがすべてです。今年の3年生は、昨夏から試合に出ている選手が多いですが、彼ら以外のベンチメンバーが役割を理解してチームを盛り上げてくれています。その一体感がチームの土台になっています」 監督プロフィール 1987年...
エース/福田京佳 (3年) 130キロ弱のストレートとチェンジアップを巧みに操るサウスポーエース。投球術に優れ、牽制テクニックも抜群だ 主砲/梅澤蒼空 (3年=三塁手) パワーとスピードあふれる強打者。もともとは捕手だったが今春からはサードへコンバート。打撃に集中できることで迫力が増した 主将の チーム分析 玉城巧望...
横浜清陵・野原慎太郎監督 選手たちの成長を見守りたい 「選手たちは、この1年で大きく成長しました。ただ、生徒たちは成長の過程。大会中も成長してくれると感じています。私の指導歴でも、大会で成長できるチームは結果がついてくることが多かった。選手たちが成長していく姿を、1試合でも多く見守っていきたいと思います。そして、次の...
Wエース 木澤卓也 (3年) 最速133キロのストレートで強気に勝負する右サイド主戦。球速以上に威力あるボールで仕留めていく 堀川爽馬 (3年) 最速130キロのストレートとスライダーを駆使してゲームをつくる制球派。イン、アウトを使い分けてアウトを重ねていく pick up 高槻琉聖 (3年=中堅手) 走攻守三拍子そ...
夏だ!祭りだ!翔陵だ!! 50年ぶりの甲子園へ 秋ベスト8、春ベスト16の藤沢翔陵。チームにとっては、クライマックスとなる夏がいよいよやってくる。 ■接戦を勝ち切るDNA装備 夏に強さを発揮するチームだ。2021年夏にはベスト4へ進出、昨夏にも5回戦で桐光学園に競り勝ちベスト8へ勝ち上がっている。ゲーム終盤にみせる一気...
秋・春は不完全燃焼の名門 満を持して迎える夏、甲子園出場を誓う 故障による離脱に苦しんでいた今季の静岡。万全の体制が整わないまま秋、春を乗り越えてきた。そして今、ようやくベストメンバーが揃い、最後の夏を迎える。(取材・栗山司) ■甲子園で勝つことが使命 春夏通算43回の甲子園出場を誇る静岡。ネット裏には明治、大正、昭和...