初優勝「春の上州制覇」 投打充実、春季初優勝 140キロダブルエース快投 関東学園大附が春季関東高校野球大会群馬県予選決勝で農大二を下して初優勝を決めた。個性あふれるチームが、波乱の大会を制した。 ■破壊力あるマシンガン打線 戦国上州を制したのは、関東学園大附だ。 1回戦の桐生戦を3対2で制すと、一戦ごとに投打の歯車が...
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関東学園大附の記事一覧
羽鳥監督式トレーニングで選手飛躍 投手は140キロ級続々、打者は飛距離大幅アップ 2017年秋、2018年春に準優勝、2019年夏はベスト4へ進出するなど戦国上州で確かな実績を残す関東学園大附。頂点を狙うチームは、覚悟を決めて“その先へ”進もうとしている。 (2021年3月号掲載) ■安定した力を維持するために ...
関東学園大附・羽鳥逹郎監督 チーム全体の底上げを感じている 「これまでは各学年のチーム戦力によって成績に波がありました。ただ最近は、効果的なトレーニングによってチーム全体の底上げができるようになり安定した戦いができるようになってきています。選手たちが、成長していく姿にやりがいを感じています」 1988年埼玉県生まれ。伊...
主砲/根岸拳心(2年=捕手・外野手) 力強いスイングで快音を響かせる関東学園大附の主砲。甘いボールはスタンドへ運び込む Wエース/石原勇斗(2年) 168センチと小柄ながらも最速142キロのストレートを投げる安定型。変化球のキレ、制球力も良く、ゲームを作れる Wエース/篠原正紀(2年) 176センチの豪腕。最速145...
新井蓮 主将(2年=三塁手)のチーム分析 トレーニングの成果が出てきた 「羽鳥監督の指導やトレーニングによって体の構造や使い方がわかってきました。それによってチーム全体で投打のレベルが上がっています。石原勇斗、篠原正紀の最速140キロ以上のダブルエースを軸に守備からリズムを作っていきます」 ...
夏2年連続4強入りも秋は初戦敗退。 指揮官が示す「チーム再生のルート」 昨夏の県大会でベスト4へ進出した関東学園大附。 夏2年連続4強入りを果たしたチームだが新チーム初陣の昨秋はまさかの初戦 敗退。 再起をかけるチームは「再生」の道を探っている。 ■ 昨夏は準決勝で前橋商に惜敗 昨年の夏は、甲子園が確かに見えていた。 ...
関東学園大附のカギを握るのは、小林健斗(2年)と西濱勇星(2年)のダブルエースだ。 小林は最速136キロの直球と多彩な変化球で相手を打ち取る制球派。 身長181センチの大型で、夏までに化ける可能性は十分だ。 西濱は179センチの本格派で、しなやかなフィジカルが特長。 高校入学時の球速は110キロ前後だったが、チーム練習...
関東学園大附は、自主練習の時間を大切にしている。 練習の合間に30分~1時間の課題練習の時間を設け、選手たちはそれぞれで自身の課題に向き合う。 羽鳥逹郎監督は「課題を把握して、自分で克服していくことが必要だ」と話す。 個人の力を高めるチームは、春の再生を目指す。...