初戦敗退、大量失点からの脱却! 1勝の喜びを知るチームの意識改革 公式戦での勝利は2年前の夏1勝が最後となっている静岡北。とにかく1勝を。団結力を武器に、14人の冬が始まった。(取材・栗山司) ■夏勝利から先へ 2021年夏、9年ぶりに夏1勝を挙げた静岡北。当時、ベンチで先輩の活躍を見ていた佐藤大城(2年=投手)...
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静岡北の記事一覧
身長161センチと小柄ながら、前チームからエースを務める奥山晴斗。 体全身を使う豪快なフォームから、強気に打者の内角を攻めていく。 今夏の県大会は中盤まで好投を見せるも、7回、9回に得点を許し、チームは逆転負けを喫した。 「調子自体は良かったのですが、勝ち切らなければいけない場面で得点を与えてしまって悔しかったです」。...
静岡北・大村文彦監督 「1球に対する執着心」 「夏の大会は勝利から7年間遠ざかっている。 来年こそは1勝を挙げたい。 勝つために必要なのは1球に対する執着心だと考えている。 夏の大会は1球でゲームの流れが変わってしまうことがある。 だからこそ、普段の練習から緊張感を高め、1球にこだわっていきたい。 その中で守り勝つ野球...
静岡北はシーズンを通し、練習終わりにトレーニングメニューを入れている。 丹羽桃副部長がメニューを考え、主に体幹を鍛えている。 大村監督によると、高校入学後、数カ月間で引き締まった体に変身するという。 取材当日は試合前ということで軽めのメニューだったが、腹筋、ダッシュなど30分ほど、みっちり汗を流していた。 ...
限られた環境の中で着実に進化。 8年ぶりの夏勝利へ手応え 1973年夏に県準優勝の実績を持つ古豪・静岡北。 近年は夏の大会で7年連続初戦敗退となっているが、チームは着実に進化している。 (取材・栗山司) ■ 部員数が増えて競争意識が高まる 1963年に創立と同時に野球部が創部。 前身の静岡自動工業時代には、袴田英利(元...