秋都大会進出のチームを支えているのは、井坂漱之介主将(2年=投手)大島壮斗副将(2年=外野手)の主将・副将コンビだ。 杉山真司監督のもとで新しいスタートを切った鷺宮に入学し、人間的にも成長を遂げた。 大島副将が「自分たちの力でチームを勝たせたい」と話せば、井坂主将は「都大会進出できたので次は都大会で勝ちたい」と笑顔をみ...
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- 2019年12月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 4
2019年12月号の記事一覧
鷺宮・杉山真司監督 「野球文化の浸透が役割」 「野球の主役は選手たち。 監督がサインを出しても、バットを振るのは選手たち。 選手たちが勇気を持って、バットを振れるように指導するのが指導者の役割。 そのためには日常生活から規律ある行動を追求して、選手たちを自立させていくことが必要。 鷺宮に、野球文化を浸透させるのが私の役...
今秋都大会初出場の都立伝統校。 杉山監督就任4年目、進化のターニングポイント 今秋大会で(現制度)初の秋都大会出場を果たした鷺宮。 「都立の野球」を知り尽くす杉山真司監督の指導のもと、チームは変化の瞬間を迎えている。 (取材・伊藤寿学) ■ 都大会に新たな風 実績のなかった都立高が、2019年の秋季都大会に新たな風を吹...
伝統ある紫紺のユニフォーム。 「覚悟」と「徹底」で新たな歴史を作る 春夏通算7回の甲子園出場の実績を持つ明大明治。 今年8月から同校OBであり、社会人野球で豊富な経験を持つ加藤和幸監督がチームを指揮することになった。 (取材・三和直樹) ■ どれだけの「覚悟」を持てるか 2010年に野球殿堂入りした江藤慎一氏を師と仰ぎ...
秋進撃で10年ぶりの春シード獲得。 戦力充実&意識改革で初の甲子園へ 今秋の都大会で二松学舎大附を下して3回戦へ進出した明大中野八王子。 大きなポテンシャルを秘めるチームは、さらなる飛躍の予感が漂っている。 (取材・伊藤寿学) ■ 2000、2005年夏に西東京準優勝 今秋の進撃は、春・夏ブレイクの予兆だ。 2000、...
明大中野八王子・椙原貴文監督 「花を咲かせるのは選手たち」 「2016年から指揮を執らせてもらっていますが、あっという間でした。 結果については決して満足できるものではないと考えていますが、明八野球部が甲子園出場を成し遂げるための土台ができてきていると感じます。 土作りができたあとに、花を咲かせるのは選手たち。 指導者...
準優勝も復活の手応え。 関東一、日大三を倒して決勝進出 帝京が秋季東京都高校野球大会決勝で国士舘に敗れて準優勝となった。 10年ぶりの選抜出場を狙ったチームは復活の手応えを感じながら来年1月の選抜選考発表を待つことになる。 ■ 試練のトーナメント 試練のトーナメントを勝ち上がってきた。 加田拓哉主将(2年=外野手)、武...
エース中西健登が力投。 決勝で帝京を下して頂点へ 国士舘が秋季東京都高校野球大会決勝で帝京を6対0で下して2年連続7回目の優勝を果たした。 エース中西健登と強力打線を軸に頂点に駆け上がったチームは、来春の選抜出場を確実にした。 ■ 「春の国士」の本領発揮 過去に選抜9度出場の「春の国士」が、来春の選抜出場を確実にした。...
利根商は、グラウンド横の坂道での「坂道ダッシュ」と、階段での「ケンケンダッシュ」で足腰を鍛えている。村田佳翼副将(2年=外野手)は「ダッシュはキツいが、みんなで盛り上がって取り組んでいる」と、馬力ある走りをみせる。チームは、坂道トレーニングの成果を、来年の夏にぶつける。 2019年12月号掲載...
新田暁は、シートノックにおいて、全員で指示を出す「ボイストレーニング」と、指示を出さずに選手の判断でプレーする「サイレントトレーニング」を使い分けている。選手たちによると、「サイレントトレーニング」によって声の重要性を理解できるという。新田暁は、練習に多くの工夫を加えて、選手の自立を図っている。 2019年12月号掲載...
現在は野球、ラグビー、サッカー部などが練習に励むグラウンドだが、来春からは野球部専用グラウンドになる。学校に隣接する敷地にラグビー、サッカー部用のグラウンドが整備されるため、いまのグラウンドは野球部が使用する。塩原元気監督は「これからは、環境は言い訳にならない。感謝と自覚を持って練習に励みたい」と話す。 2019年12...
文星芸大附は、高根澤力監督就任後の2018年秋から「野球ノート」に力を入れている。選手それぞれが年、月、週の目標を設定し、達成度を確認しながら、気づいた点を記している。選手が提出したノートは、3人の指導者が目を通して、各視点でアドバイスを送っている。高根澤力監督は「目標を意識することで選手は必ず成長していく」とノートの...