昨夏悔し涙を流したエースが大きく成長最後まで諦めない粘りの野球が今夏花開く 昨夏、9回裏に逆転サヨナラ本塁打を打ち込まれるというまさかの初戦敗退を味わった駿河総合。1年間抱いてきた悔しい思いを晴らす時がやってきた。(取材・栗山司) ■あの悔し涙から1年 創立12年目の駿河総合。望月俊治監督のもと、短期間で急速に力をつけ...
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- 2024年8月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 4
2024年8月号の記事一覧
加納慶人(3年=内野手) 貴重な代打として期待される筋肉隆々のパワーヒッターだ。学年で唯一、中学時代は軟式野球部に所属していた。硬式出身選手とのレベルの差に、入学当初は戸惑ったこともあったが、努力の末に、この夏は背番号13を掴んだ。「まず体作りをして、体の使い方を覚えて、スイングスピードを上げていきました」。昨年の選抜...
「今年の法政二は、ピッチャーを中心に守備からリズムを作っていくチームです。春2回戦の悔しい敗戦を糧に、一戦一戦を全力で泥臭く戦い、勝ち切る姿を見せていきます。選手たちには失敗を恐れずに、悔いのない戦いをしてほしいと願っています。」【監督プロフィール】1964年神奈川県生まれ。法政二―法政大。法政二時代は1982年夏の甲...
土屋洸太朗 主将(3年=捕手)チーム全員で突き進んでいく 「昨夏からレギュラー出場していた選手が多く、経験値の高いチームです。秋、春は納得できる結果をつかめなかったので夏にすべてをぶつけていきたい。チームスローガンは『邁進』。ベスト8を越えていくためにチーム全員で突き進んでいきたいと思います」...
2022、2023年夏に2年連続32強進出「新宿」から「遥かなる甲子園」へ 伝統校・新宿が地力を蓄えている。2022、2023年夏に2年連続4回戦へ進出したチームは、甲子園という目標を掲げて静かな闘志を燃やす。 ■2022年11月には、イチロー氏が指導 伝統校に復活の予感が漂っている。2017年秋の新チーム始動時には、...
Pick up 平本湧大(3年=中堅手) 高い出塁率を誇る1番打者でチームのスイッチ役となるクラッチヒッター Pick up 牧口侑矢(2年=投手) 緩急自在のピッチングで相手を翻弄していく軟投派サウスポーで投球術を備える 主砲佐藤大樹(3年=一塁手) 力強いスイングと勝負強さを武器に打点を稼いでいく藤沢翔陵の主軸 エ...
「スポーツ推薦がない環境で、今年の世代は力のある選手が揃っていました。春ベスト16という結果は、チームにとって大きな自信になりました。今年は27年ぶりの夏シード。選手たちと共に野球を楽しみながら勝利を追求していきたいと思います」...
甘利悠斗(3年) 米谷櫂(3年) 深野汰生(3年)昨夏の悔しさを糧に甲子園へ 「今年の東亜学園は、ピッチャーを中心に守備からゲームを作って攻撃へつなげていくチームです。打力が課題ですが、全員でつなげていくことで得点を奪っていきます。昨夏の決勝で負けた悔しさを糧に、今夏は甲子園へ行きたいと思います」...
Wエース 上原和玖(2年) 右アンダースローから伸びのあるストレートを投げ込むサブマリン。打者としても主軸を任されている 渡邊純真(3年) 140キロ超のストレートを投げ込む本格派。威力あるボールとキレのある変化球で相手を抑え込む Pick up 小薗卓也(3年=中堅手) 1年夏からメンバー入りする走攻守のキーマン。勝...
先輩たちの悔しさ晴らすため3年ぶりの「王座奪還」へ全身全霊 作新学院が3年ぶりの夏甲子園出場をかけて栃木大会へ挑む。過去2年、悔しさを味わったチームは「王座奪還」を目指し一戦必勝で戦っていく。(取材・永島一顕) ■昨秋は関東優勝、神宮大会準優勝 2021年の第103回大会までV10を果たした作新学院。しかし、2022年...
木伏遥斗 主将(3年=三塁手)夏の連覇を達成したい 「今年のチームは、最速146キロのエース堀江正太郎を軸にした投手陣で勝負していきます。ピッチャーを打線が援護して、接戦で勝ち切っていきます。スローガンは『闘獅』。闘う気持ちを前面に出して夏の連覇を達成したいと思います」...
安西叶翔、鈴木叶をプロへ送り出した強豪スター不在の今夏は全員野球を追求 昨年、甲子園の土を踏んだ強豪が苦しんでいる。今期の常葉大菊川は秋、春と悔しい結果に終わり、夏への思いはひとしお。最後に勝って泣くために、チームは一つになる。(取材・栗山司) ■勝って泣けるチームへ 全国優勝を含む春夏通算11度の甲子園出場を誇る強豪...