前橋商 9回の猛反撃で「継続試合」を制す樹徳 決勝進出まで“あと3アウト”で惜敗 準決勝の前橋商対樹徳は、天候悪化によって大会初の継続試合となった。5回で中断して翌日に再開されたゲームは前橋商がミラクル劇を演じて決勝進出を決めた。 ■前回優勝の前商と前々回優勝の樹徳 前橋商は昨夏の前回大会で13年ぶり6度目の甲子園出場...
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2024年9月号の記事一覧
健大高崎 育英の猛追をかわして薄氷の勝利前橋育英 9回裏の猛攻で6点差を追いつく 健大高崎と前橋育英が準決勝で激突した。過去に名勝負を繰り広げてきた両軍だが、今回も互いの意地とプライドがぶつかる激闘となった。 ■健大と育英の「伝統の一戦」 だれが、この展開を予期しただろうか。健大高崎と前橋育英のライバル対決。健大高崎は...
一丸でつかんだ9年ぶりの夏聖地数々の死闘を制して春夏連続の甲子園へ 春の選抜で全国制覇を果たした健大高崎が群馬大会を9年ぶりに制して4度目の夏甲子園出場を決めた。春全国制覇の重圧がのしかかる中で、激闘を制してつかみ取った甲子園切符には大きな価値があった。 ■春の全国制覇を“リセット”し夏へ 健大高崎は今春の選抜で悲願の...
健大高崎が第106回全国高等学校野球選手権群馬大会決勝で前橋商に勝利して9年ぶり4回目の甲子園出場を果たした。春選抜で全国制覇を果たして凱旋したチームだが、夏は2015年を最後に甲子園にたどり着けていなかった。箱山遥人主将を軸にするチームは一戦必勝で群馬大会へ臨み、春夏連覇の挑戦権をつかみ取った。...
ノーシードから戦い抜いた堂々の準優勝仲間を信じ、気持ちを込めて戦うことで勝利をもぎ取る 第106回高校野球選手権静岡大会の準優勝は、ノーシードから勝ち上がった聖隷クリストファーだった。(取材・栗山司) ■準決勝で劇的勝利 ノーシードからの快進撃だった。 初戦で島田商との注目カードを制し、4回戦では常葉大菊川を撃破し...
秋初戦敗退からスタートしたチームが粘りの快挙目標の「甲子園ベスト8」に向け強化し続ける 第106回高校野球選手権静岡大会は、掛川西が26年ぶりの優勝を遂げ幕を閉じた。(取材・栗山司) ■秋初戦敗退からのスタート 7月29日12時33分。OBやファンが待ちに待った瞬間が訪れた。9回二死、エースの高橋郁真(3年)が中堅フ...
Toshiya_Shimazaki 早稲田実 3回に一挙の12点の猛攻で決勝進出日大二 3回の崩れを取り戻せず 早稲田実と日大二の準決勝の名門対決は、早稲田実が14対3で勝利した。点差がつく結果になったが日大二は最後まで執念をみせた。日大二の挑戦は準決勝で終焉を迎えた。 ■早実は3回に打者一巡の猛攻 決勝進出をかけた戦...
Toshiya_Shimazaki 日大三 左腕エース谷亀の好投で決勝進出創価 接戦に持ち込むも“あと1点”が届かず 日大三と創価が準決勝で対戦し、日大三に軍配が上がった。ノーシード日大三は決勝へ進出、第3シードの創価は無念の敗退となった。僅差の戦いは大会ベストゲームの一つだった。 ■大会屈指の好ゲームを日大三が制す...
名門・早実、9年ぶり30回目の甲子園決勝戦は日大三に劇的サヨナラ勝利 早稲田実が9年ぶり30回目の甲子園出場を決めた。準決勝で日大二、決勝戦で日大三に勝利して西東京の頂点に立った。1年生だった清宮幸太郎を擁した2015年以来の甲子園出場となった。 ■タフな接戦を勝ち切って決勝戦へ 第1シード東海大菅生が5回戦、第2シー...
混戦の東東京を制して春夏連続甲子園決勝で帝京に勝利して東東京制覇 関東一が東東京大会決勝で帝京に勝利して5年ぶり9回目の優勝を果たした。今春の選抜に出場したチームは春夏連続で甲子園切符をつかんだ。 ■王座奪還をかけた戦い 関東一は2019年夏に甲子園に出場して以来、夏甲子園にたどり着くことができていなかった。その間は二...
公立校として19年ぶりとなる夏甲子園出場準決勝で作新、決勝で国学院に勝利して頂点へ 石橋が栃木大会決勝で国学院栃木に勝利して悲願の初優勝、夏甲子園初出場を決めた。学校創立100周年のメモリアルイヤーに聖地への切符をつかみ取った。 ■文武両道進学校の躍進 石橋が、県立校として19年ぶりとなる優勝を果たした。昨秋の作新学院...
向上 2度のリードに成功も涙の惜敗東海大相模 土壇場で執念の逆転劇で決勝へ 神奈川大会準決勝で東海大相模と向上が対決し熱戦を繰り広げた。東海大相模が6対4で勝利したが、土俵際まで追い詰めた向上の戦いぶりには大きな拍手が送られた。 ■東海大相模が執念の逆転勝利 準決勝は今大会のベストゲームの一つだった。東海大相模は2年生...