甲子園の土を踏むために!
前田大成(2年=外野手)

前田大成は「野球も勉強も頑張りたい」と一般入試で静岡の門を叩いた。だが、入学直後から右肩の痛みに苦しみ、満足に投げることすら難しくなった。それでも、「チームに貢献したい」とグラウンド内を縦横無尽に動き回り、選手をサポートしている。

元々、データを扱うことが好きだったこともあり、選手の情報を携帯の端末に入力することも大切な仕事に。部を縁の下で支えている。肩の影響で守備に不安を残しているもののプレーヤーとしても諦めていない。「甲子園でプレーすることが目標」と、このオフは打撃や走塁を磨き、ベンチ入りを狙う。

 

(2021年2月号掲載)

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