文星芸大附 エース 
堀江 正太郎(3年=投手)


最速146キロの未完成の長身右腕
 昨夏の甲子園のマウンドを経験した身長187センチの本格派右腕。リーチの長さを生かしたしなやかな腕の振りから、最速146キロのストレートと鋭く曲がるスライダーを投げ込む。最大の魅力は、身体が発展途上で未完成であること。春以降は彼のポテンシャルを探るべく、練習試合にはNPBスカウトが集結。相手を圧倒するピッチングを披露して評価を高めた。本人もプロ入りを希望して夏大会へ挑んだ。未知なるポテンシャルを秘めた本格派がどんな成長曲線を描くか注目だ。

作新学院 エース 

小川 哲平(3年=投手)

最速147キロの剛腕「江川卓二世」
 184センチ94キロの体躯から、最速147キロの威力あるストレートを投げる剛腕。カーブ、カット、スライダーも質が高い。大柄な風貌と力感のないピッチングフォームは、作新学院のレジェンド江川卓(元巨人)を彷彿させる。昨秋の県、関東、明治神宮大会で好投して選抜出場の原動力となった。だが選抜ではコンディションが整わずに本来のピッチングができず初戦敗退。今夏は小川にとっての復活の舞台となる。

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