
高崎経済大附
秋ベスト8進出で21世紀枠県推薦
2年連続秋8強でチーム進化を誇示
高崎経済大附が秋県大会で準々決勝へ進出し、2年連続秋ベスト8となった。21世紀枠県推薦校に選出されたチームは、秋の戦果を励みにして、さらなる努力を続けていく。
■秋2回戦で樹徳を撃破する金星
2014年夏、2016年秋にベスト4へ進出した実績を持つ高崎経済大附。人気進学校としての地位を確立する一方で、野球部も確かな結果を残してきた。2024年夏は3回戦で公立強豪・高崎商に勝利してベスト8へ進出。2025年秋は2回戦でシード樹徳と対戦する組み合わせとなったが、先発したエース松野晄空(2年)が粘り強いピッチングをみせると、0対2で7回を終えた。8回、清水悠雅(2年=右翼手)のタイムリーなどで2点を奪って同点に追いつくと、2対3で迎えた延長タイブレーク10回裏に山田依歩希主将(2年=左翼手)の同点適時打、そして齋藤佑成(2年=二塁手)のサヨナラ打で4対3と勝ち越し、激闘にピリオドを打った。
■エースの粘投と下位打線の勝負強さ
続く3回戦・館林戦では、初回に3点を先制して主導権を握ったが、1点ずつを返されて7回表で3対3の同点となった。流れが傾きかけた状況で、7回裏に山田依主将の二塁打を皮切りに2点を奪うと、8回には伊藤雄星(1年=遊撃手)のタイムリーなどで2点を加えて勝ち切ってみせた。準々決勝・前橋商戦では5回までに0対3となったものの、6回に山田依主将、齋藤の連続タイムリーで2点を奪って1点差に迫った。2対4で迎えた8回には1点をもぎ取ってさらに同点、逆転のチャンスを迎えたが“あと1点”に泣いた。前橋商に惜敗したものの、堂々のベスト8で秋を終えた。エース松野の粘投と、日替わりヒーローの出現によって春シードをつかんだ。データ分析で貢献したマネージャーの力も大きかった。
■甲子園へのルートが見えた
高崎経済大附野球部には「所属団体をより良くするリーダーとなれ!」「希望大学に進学せよ!」「甲子園を目指せ!」という3つの指針がある。部内だけではなく、学校内でもリーダーシップを求めるチームは毎年、生徒会役員を輩出。今年度は蝋山岳(2年)が生徒会長を務めている。文武両道を実践する選手たちは例年、部員の多くが希望する大学に合格し巣立っていく。残されたミッションは「甲子園」だったが、21世紀枠県推薦校に選出されたことで、甲子園へのルートが見えた。山田依主将は「秋ベスト8は通過点。チャレンジャーの気持ちを忘れずに、全員野球で春・夏に向かっていく」と引き締める。秋8強は進化の過程。心技体で成長を遂げる選手たちは、甲子園出場というミッションへ立ち向かっていく。









