CHARGE!埼玉版取材スタート!【チームレポート】上尾 7度の甲子園出場を誇る伝統校 昨秋4強で21世紀枠推薦選出
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上尾

「突破」

7度の甲子園出場を誇る伝統校
昨秋4強で21世紀枠推薦選出

 春夏通算7度の甲子園出場を誇る伝統校・上尾。昨秋県大会で4強へ進出し、21世紀枠推薦校(関東・東京地区)に選ばれたチームは、夏甲子園を目指して突き進む。

■届かなかった選抜切符


 伝統校・上尾は昨秋県大会3回戦で埼玉栄をくだすと、準々決勝で熊谷商と対戦。エース辻岡瑛人(3年)の2失点10奪三振の完投で6対2と勝利してベスト4となった。

準決勝・浦和学院戦でも辻岡が好投し接戦を演じたが、終盤に逆転されて3対4で惜敗、決勝進出には届かなかった。

秋4強の県立校は21世紀枠県推薦に選ばれると、関東・東京の推薦校となり、1982年以来の選抜出場の期待が高まった。

1月30日の選抜委員会当日、選手たちは期待を胸に静かに吉報を待ったが、選抜切符は届かなかった。ダブルキャプテンのひとり國井蒼太主将(3年=右翼手)は、「ここまでの時間はムダにはならない。夏の甲子園出場を達成するために、全員で努力していく」と力を込めた。


■甲子園を経験したOB指揮官
 チームを率いるのは、OB指揮官の髙野和樹監督だ。上尾2年生の1984年夏には背番号12番で甲子園に出場し、大舞台でプレーした。

あの景色を後輩たちに伝えるために教員となり、鷲宮で高校野球指導をスタート。2006年に決勝進出を果たすなど甲子園へ迫った。

2011年春に母校・上尾に赴任し同秋から指揮を任されると、上尾の伝統を後輩たちに伝えてきた。上尾は2016年にも21世紀枠候補に選ばれ今回が2度目の21世紀枠チャレンジだったが、無念にも選考から外れた。

伝統を継承する指揮官は「七転八起。上尾は何度転んでも立ち上がる。この経験を糧にして夏へ向かっていくだけ。夏は自分たちの力で甲子園をつかみ取りたい」と選手たちを鼓舞した。

伝統の力を宿す上尾は、部員全員が役割を果たすことで、戦国・埼玉のトーナメントを突破していく。

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