【作新学院】第75回秋季関東地区高校野球栃木県大会 決勝レポート

第75回秋季関東地区高校野球栃木県大会 決勝レポート
作新学院「リベンジの秋」

 

秋季栃木県大会6年ぶり優勝 文星、佐野日大、青藍を下して頂点へ

 今夏、栃木の連覇が10で途絶えた作新学院。先輩たちの思いを継いで始動した新チームは秋季県大会を制してみせた。

新たな歴史を築くべく再起動  

作新学院は今夏の栃木大会準決勝で国学院栃木と対戦した。0対3で迎えた9回表に底力をみせてチャンスを広げると、次々に得点を奪って一挙5得点。王者の力を示して前人未到の11連覇を成立させるかと思われたが、その裏に2失点して、5対5のスコアで勝負は延長戦へ。延長10回裏にサヨナラ本塁打を浴びて、連覇が止まった。2011年から続いていた連覇が途切れる結果となった。選手たちはグラウンドに崩れたが、それもまた運命。グラウンド、スタンドでその光景をみた1・2年生の選手たちは、新たな歴史を築くべく、一歩を踏み出した。

ライバルとの死闘を制して決勝へ  

新チームは草野晃伸主将(2年=捕手)を軸に、磯圭太(2年=内野手)、武藤匠海(2年=内野手)、澤田秀翔(2年=外野手)ら前チームからレギュラーでプレーした実力選手が揃う。投手陣は、背番号1のサウスポー川又楓(2年)、投打のセンスあふれる髙森風我(2年=投手・外野手)らがブルペンでしのぎを削る。投打のポテンシャルを秘めたチームは、再起を誓って秋季県大会へ臨んだ。秋の舞台は、簡単な戦いではなかった。準々決勝でライバル文星芸大附に8対4で勝利、準決勝では佐野日大と3対3で延長戦へ突入。延長10回に一挙6点を奪って9対3で決勝進出を決めた。

決勝は青藍に逆転勝利でV  

決勝・青藍泰斗戦では、1回に1点先制したあとの1回裏に、先発・髙森が2失点して1回途中で降板。2番手の磯が一度はゲームを落ち着かせたものの4対2で迎えた4回裏に4失点して4対6となる展開だった。さらなる継投策に出た作新学院は、福冨竜世(2年)の1イニングリリーフ、そして背番号1の川又楓へつなぐ。作新学院は6回に3点を奪うと、7回にも1点を追加。8回には5安打を集中させて3得点。乱打戦を11対7で制して、栃木の秋頂点に立った。夏の敗戦を糧に、チームは精神的に強くなった。栃木県1位で関東大会進出を決めたチームは、1回戦で駿台甲府(山梨2位)と対戦。2017年以来の選抜出場を目指して、関東大会へ乗り込んでいく。

 

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