
東東京大会2回戦の初戦で郁文館と東京実が激突した。郁文館が終盤に逆転し7対4で制した。
東東京大会2回戦
東東京大会2回戦の初戦で郁文館と東京実が対戦した。郁文館が終盤に逆転し7対4で制した。
郁文館が序盤にリードを許しながらも試合巧者ぶりを発揮して逆転勝利を収めた。
東京実は、最速147キロ&高校通算35本塁打のプロ注目の二刀流・嶋崎智慧主将が2安打を放つなど気迫あふれるプレーでチームを牽引し、実力の高さを示した(写真)。
暑さの影響で5回に足がつり、ピッチャーとしてマウンドに上がるタイミングを逸したという。
郁文館・佐々木力監督は「ゲーム中盤から嶋崎くんが出てきたら、スピードがあるので嫌だなと思っていた」と明かす。
郁文館は2対4で迎えた8回、4番・鹿内翔央のタイムリーで口火を切って逆転に成功。9回にも鹿内が2点適時打を放って点差を広げた。
嶋崎はチームが逆転された9回途中からマウンドに立ったが勝ちきれなかった。
嶋崎主将は「4点リードから逆転されたが精一杯やったので悔いはない。この仲間と一緒に困難を乗り越えてきて本当に良かった」とチームメイトに感謝の言葉を送った。