西東京大会準々決勝 日大三・竹中秀明が高校通算9本目の衝撃アーチ。健大高崎・佐藤龍月とは中学時代のチームメイト
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西東京大会準々決勝で日大三が八王子実践を11対1の6回コールドでくだしてベスト4進出を決めた。竹中秀明が高校通算9本目の衝撃アーチで一気呵成、コールドで押し切った。

 

 

6番・竹中秀明がカウント3―1からの5球目のストレートを強振。鋭い打球は神宮の空へ舞い上がり、レフトスタンドへ着弾した。高校通算9本目。公式戦では昨秋に続き2本目のホームランとなった。

 

「思い切り良くバットを振り切ることができた。神宮(のダイヤモンド)を一周するときは気持ち良かった」

 

竹中は女房役として、エース近藤優樹を強気にリードして6回1失点の好投をサポート。ベスト4進出に攻守で貢献した。

 

中学時代は、東京城南ボーイズ所属。昨春の選抜優勝校・健大高崎(群馬)のドラフト候補左腕・佐藤龍月とはチームメイト。佐藤は昨夏に左肘負傷でトミージョン手術を受けて今夏に1年ぶりに投手として復帰した。竹中は元チームメイトの復活登板から刺激を受けたという。

 

「自分は2番手捕手として何度かバッテリーを組んだが(龍月は)中学時代からすごいピッチャーだった。手術から復帰したピッチングを動画で見て、龍月らしい圧倒的な投球で勇気をもらった。自分たちも一戦一戦勝ち上がって、甲子園で対戦できれば」

 

努力で日大三の正捕手をつかみとった竹中は、ひたむきにプレーし続ける。その先に甲子園がある。

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