伝統名門校をまとめるメンバーだ。
中学時代は軟式野球部所属だったが、横浜野球部への憧れからマネージャーとして門を叩いた。
2年生秋になると選手寮に入り、選手と生活を共にしながら、練習や試合の準備を行う。
仲間とともに甲子園を目指したが、コロナですべてが止まった。
「選手の気持ちは自分が一番わかっているつもり」。
練習再開後、選手に寄り添いながらサポートに徹する。
「野球は、攻撃も守備もカバーのスポーツ。
スター選手だけでは野球はできないので、自分は裏方としてみんなをサポートしたい」。
名門の伝統は、頼もしいマネージャーによって支えられている。
2020年9月号掲載