実践学園・沢里優監督
5年後、10年後を見据えて
絶対に甲子園に行くというよりも、卒業してからさらに上のレベルで通用する選手を育てたい。
18歳で野球を辞めてしまうのはもったいないです。
選手としては高校を卒業してからもっともっと伸びていく。
たとえ今、甲子園に出るような高校の選手たちに勝てなくても、将来的に上回るようになれればいい。
そのためには野球を長く続けないといけないですし、長く続けるためには“好き”という気持ちがないといけない。
入部した時よりも野球を好きになって引退してもらいたい。
高校野球であっても、5年後、10年後を見据えて指導していきたい。
【監督プロフィール】
1982年東京都出身。
都立日野台-立教大。
内外野をこなすオールラウンダーで、大学時代は東京六大学リーグにも出場。
2008年から実践学園のコーチを務め、その後、監督、助監督を経て、2014年に監督に再就任。
自らを「選手以上の野球好き」と語り、今でも「ノックはいくらでも受けられる」と胸を張る。
体育科教諭。