注目1年生バッテリー
植松麟之介(投手)/深瀬涼太(捕手)
スルガボーイズ時代からバッテリーを組む2人の息はピッタリだ。
右サイドスローの植松麟之介(写真右)は3歳上の兄・鳳太の姿を見て三島南へ。一方で強肩強打の深瀬涼太(写真左)は「麟之介と一緒に強豪私学を倒したい」と入学を決めた。
今秋、県大会の静岡戦、先発の植松は深瀬のリード通りに丁寧に投げ込み、16個のフライアウトの山を築いて1失点完投勝利。大金星の立役者となった。「緩急でタイミングをずらせたことが良かった」(植松)。「変化球の調子が良くてリードしていて楽しかった」(深瀬)。
夢の甲子園へ。大きな手応えをつかんだ秋となった。
[2021年1月号掲載]