チームはスマートフォンのコンディションアプリを用い、部員の体調管理を行っている。部員は個々の体調などを入力し、和泉監督など指導陣が逐一チェックしている。練習スケジュールの変更連絡もでき、大切なコミュニケーションツールとなっている。「自分の記録にもなりますし、振り返ることができるのは大きいです」と和泉監督。「野球日誌のデ...
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国士舘野球部伝統の走者を付けてのシートノック。チームを守備と走者の2組に分けて、限りなく実戦に近い状態で、「走者」と「守備者」の両方が、最善の打球判断、状況判断を身につける。ノック役の池田コーチの「合格」が出るまで延々と続き、30分の予定が2時間に及ぶことも。国士舘伝統の機動力の秘密は、徹底的に鍛え上げられた「判断力」...
夏を経験した選手が多く残っているが、そのまま強くなるほど野球は簡単ではない。大事なのは、選手たちが甘えを排除して、自分の意志でこれまで以上に練習できるか。仲良しチームでは勝てないので、互いに切磋琢磨しながら、勝利にこだわってほしい。甲子園に行くには本気にならなければいけない。 2019年11月号掲載...
「おにぎり1個」・「丼2杯以上」…石橋のグラウンドには、「食トレメニュー」が掲示されている。入学時、体の線が細い選手たちは、白米を食べてフィジカルアップを図っていく。パワーアップは、番狂わせの条件だ。 2019年10月号掲載...
宇都宮商野球部は、2020年度に創部100周年を迎える。1923年夏、1963、1979、2013年春の計4度、甲子園に出場した伝統校は節目の年に甲子園を目指す。川口明日希(2年=外野手)は「先輩たちのためにも最高の結果を残したい」と伝統の重みを自覚している。 2019年10月号掲載...
高崎北は、「シード校基準」をテーマに掲げて年3回のトーナメントへ挑む。チームはベスト8以上が目標だが、それ以上を目指す意味で「シード校基準」という言葉を選択した。チームは、シード校、そして頂点を狙い、新チームでの再起動を図っている。 2019年10月号掲載...
2013年秋にベスト4になったときはその流れをつなぐことができずに小さな波で終わってしまった。試行錯誤を続ける中で、野球の技術以上に、選手の人間力を養うことが大切だとわかった。今夏のベスト8は、チームにとって新たな一歩。この夏に学んだことを生かして、慢心することなく次のステージへ進んでいきたい。 2019年10月号掲載...
試合形式で行われる打撃練習。投手と打者は常に真剣勝負。試合さながらの緊張感で行われる。「勝負勘を身につけさせたい」と志田監督。実戦形式の中で走塁、守備のレベルアップにもつなげている。 2019年10月号掲載...
部室のロッカーには、選手ごとの毎月の目標が貼られている。内容は「フォームを固める」、「堅実な守備」など様々。杉山監督のアイディアで3年ほど前から行っているという。毎日、手書きの目標を見ることでモチベーションの向上につなげている。 2019年10月号掲載...
野球部員はお昼休みに食堂で一緒に弁当を食べて、そのあとに「食堂ミーティング」を実施している。試合や練習について話し合いながら、自分たちの現在地を確認していく。エース岡滉樹(2年)は「みんなの考えを聞くことでお互いが理解できるし一体感が生まれる」と話す。桜丘のアイデアは、食堂から生まれる。 2019年10月号掲載...
藤沢西は、兄・阿部航希(2年=捕手)と、弟・阿部洋希(2年=投手)の双子のバッテリーがいる。ふたりは自分たちが一番成長できる場として藤沢西を選んだ。兄・航希は高校からキャッチャーになり、弟・洋希のボールを受けている。ふたりは以心伝心のプレーでチームを躍進させるべく努力を続ける。 2019年10月号掲載...
選手の力量把握のため、「新チームとなって最初のオープン戦8試合ぐらいは、ベンチではなくずっとバックネット裏から見た」と佐相監督は明かす。そこで活用されたのが『Twitter』だった。スマホを片手に、試合中に気づいたことなどを「1試合60件ぐらい」次々とつぶやき、監督のアカウントをフォローする選手たちが各自で内容を確認す...