グラウンドに戻った選手たち。 代替大会は「感謝」「成長」を伝える場 コロナ禍となり、甲子園へ続く夏大会は中止となった。 練習再開後、再びグラウンドに戻った日大の選手たちは、「高校野球の成功とは何か?」を追求していった。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 秋大会は主将不在で敗戦 コロナ禍により、選手たちの時間...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 69
神奈川/静岡版の記事一覧
夏甲子園3度出場の強豪。 未知の時間を乗り越えて次の一歩を踏み出す 2012年以来の甲子園を狙っていた強豪・常葉大橘。 甲子園は中止となったがチームはコロナ禍を乗り越えて、逞しさを増した。 気持ちを切り替えた選手たちは一丸となって代替大会へ向かう。 2020年8月号掲載 (取材・栗山司) ■ コンバートでチーム力を上げ...
身長193センチ、左投左打の「二刀流」。 プロ10球団、MLB関係者が視察、評価急上昇 「Y校への憧れがありました」 2020年8月号掲載 -いまの身長体重は? 身長193センチ、体重86キロです。 1年生のときの体重は68キロだったので、この2年半で18キロ増えました。 体が大きくなったことで球威や飛距離が伸びました...
浜松市立・磯部祐監督 「監督になって最初に選手に伝えたことは、潔くやろうということ。 極端な話、『今日で野球が終わりです』と言われても『俺はよくやったんだ』と潔く言えるように、練習から全部出し切ってほしい。 練習時間は限られているが、その中で常に緊張感を持って取り組み、闘う集団を作り上げたい」 【監督プロフィール】 1...
横浜商・小嶋一紀監督 「甲子園を目指してきた選手たちにとって、大会中止は受け入れがたいこと。 喪失感は想像をはるかに越える事だと思っています。 でも何かを恨んだとしてもこの事実は変えられず、怒りに変えても何もなりません。 この事実をゆっくりと受け止めて、前を向いていってほしいと思います。 一歩を踏み出すための支援をする...
Y校史上最強チーム、神奈川独自大会のテッペンへ 横浜商の夏はこれから始まる。 プロ注目・笹川吉康擁するY校史上最強チームは神奈川独自大会のテッペンへ駆け上がる。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 甲子園への道を信じて 甲子園への道を信じて、精一杯、できることをやってきた。 休校期間中は、小嶋一紀監督の指導の...
常葉大橘・片平恭介監督 「選手たちは想像以上に成長」 「甲子園大会の中止が決まり、選手にどういう言葉をかけていいのか分からなかった。 3年生たちが2日間のミーティングを経て『代替大会は思い出の大会として終わるのではなく、下級生と競争してレギュラーを争いたい』と言ってきたときは、彼らの成長を感じた。 これまで取り組んでき...
中堅手の村本は2年半の経験を将来に生かす。 1年秋に二塁のレギュラーを掴んだものの、2年の春と夏はベンチ外を経験。 「下級生から試合に出ていたので、2年の頃はどうしても結果を残さないといけないという焦りがあった」と振り返る。 それでも、ひたむきに努力を重ね、今年は中堅のレギュラーに定着した。 まさかの甲子園中止に「自分...
向上は昨年度から女子マネージャーを初めて採用した。今年6月に新グラウンドが完成したが、アナウンスなどが必要になるために募集をかけたところ、髙下純伶さん(2年)と市川希さん(2年)が応募。平田隆康監督たちの信頼を得て、正式に入部となった。市川さんは「高校3年間でしかできないことをやりたかった」と話す。髙下さんは「初代にふ...
今年6月に新グラウンド完成。 いまこそすべてを出し切るとき 向上の選手たちはこの冬、心技体で大きな成長を遂げていた。 甲子園大会が中止となった今こそ、チームスローガンである「ALL OUT」を実行する覚悟だ。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 神奈川県下最大級の部員数 2019~2020年は「改革」の年だっ...
「甲子園大会がなくなってしまって悔しいし悲しいです。 でもこれまで応援してくれた親や指導者の方も悲しいと思うので、僕らは代替大会のプレーで感謝を伝えなければいけないと思っています。 甲子園大会は中止になりましたが、高校野球は終わっていません。 Y校野球部としてグラウンドでも学校生活でもしっかりと行動して、成長した姿をみ...
川根・森下和光監督 「頭とハートを使う野球」を伝えたい 「川根高校に赴任して感じたのは選手個々の能力が高いこと。 さらに、この子たちの魅力は常に明るさを持っていて、野球が大好きなところ。 その部分を大切にしながら、私のモットーである『頭とハートを使う野球』を伝えていきたい。 この冬は厳しいトレーニングの中でも、飽きるこ...