新球場から目指す聖地 昨秋の敗戦を乗り越えて 昨年6月に待望の新グラウンド「向上令和グラウンド」が完成した向上。これまで限られたスペースで練習を積んできた選手たちは、広大な新グラウンドから甲子園を目指す。 (2021年3月号掲載) ■両翼95M中堅120Mの新球場 2014年夏の神奈川大会で準優勝、2019年春・...
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向上の記事一覧
エース ▲猿山広輝(2年=投手) 最速138キロの直球とナックルカーブが武器のエース。初甲子園へ闘志をみなぎらせる Pick up ▲直理善也(2年=左翼手) 鋭いスイングで広角に打球を飛ばすリードオフマン。チームの打撃リーダーを務めている。 (2021年3月号掲載)...
神奈川・平田隆康監督 向上の伝統を継承していく 「新グラウンドが完成しましたが、チームがこれまで大切にしてきた『一体感』『組織』『一人ひとりの役割』などの部分を忘れてはいけません。環境を生かすためには、技術を伸ばすだけではなく人としても成長していく必要があります。狭いグラウンドで培ってきた『チーム力』を継承して、一人ひ...
赤嶺大翔 主将(2年=内野手)のチーム分析 走攻守のバランスが取れてきた 「部員数は2年42人・1年39人の大所帯ですが、縦・横のつながりが強いチームです。打撃が武器のチームでしたが、投手・守備・機動力のバランスが取れてきました。秋の敗戦の悔しさを忘れず春・夏へ向かっていきます」 ...
向上・平田隆康監督 「甲子園大会が中止になったあと3年生たちとリモートミーティングを実施して『高校球児として最後までやるべきことをまっとうしよう』と伝えました。 独自大会が開催されることに感謝しながら、選手たちはその特別な場所でこれまでの努力を発揮してほしい。 春・夏の大会がなくなった3年生たちの思いをくんで、独自大会...
向上は昨年度から女子マネージャーを初めて採用した。今年6月に新グラウンドが完成したが、アナウンスなどが必要になるために募集をかけたところ、髙下純伶さん(2年)と市川希さん(2年)が応募。平田隆康監督たちの信頼を得て、正式に入部となった。市川さんは「高校3年間でしかできないことをやりたかった」と話す。髙下さんは「初代にふ...
今年6月に新グラウンド完成。 いまこそすべてを出し切るとき 向上の選手たちはこの冬、心技体で大きな成長を遂げていた。 甲子園大会が中止となった今こそ、チームスローガンである「ALL OUT」を実行する覚悟だ。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 神奈川県下最大級の部員数 2019~2020年は「改革」の年だっ...