荒井退造顕彰活動から学ぶ選手たち 3月下旬には兵庫遠征で兵庫高と交流 伝統校・宇都宮は文武両道を貫きながら甲子園を目指す。啓蒙活動にも取り組むチームは、甲子園の先にあるゴールを見据えていく。 ■大先輩の生き方に学ぶ 宇都宮は3月下旬に兵庫県遠征を行った。兵庫野球部との交流を図るもので、太平洋戦争末期の沖縄戦で県...
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宇都宮の記事一覧
エース 髙﨑一輝(3年) しなやかなフォームから多彩な変化球を投げ込むサウスポーエース クリーンアップ 重松千洋(3年=右翼手)/高田朋信(3年=捕手)/丸山晃典(3年=中堅手)...
栃木の文武両道の代表的存在 伝統に支えられコロナ禍乗り切る 全国屈指の進学実績を誇る文武両道進学校・宇都宮。コロナ禍での活動停止中も、部員たちは実直に野球に向き合ってきた。球春-いざ、情熱の炎を見せる時が来た。 ■過去5年で東大7人・京大1人 文武両道を実践する伝統校は過去5年間で野球部から東大・京大合格者8人...
塚原大翔 主将(3年=遊撃手) 常に考えて行動していく 「宇都宮は、自分たちで何をすべきかを常に考えて行動していくチーム。今年のチームは打撃が軸ですが、投手陣はエース髙﨑一輝に次ぐ2枚目以降が課題。守備、機動力のレベルを上げて、夏の甲子園を目指します」...
宇都宮・篠崎淳監督 宇都宮の伝統が選手を育てる 「コロナ禍で約2カ月間部活動が休止となりましたが、先輩たちが残してくれた意識や文化、伝統がしっかりと根付いていて、選手たちに力を与えてくれました。生徒たちの“炎”が消えていないことを夏の結果で示していきたいと思います」 【監督プロフィール】1964年栃木県生まれ。宇都宮南...
岸耕大 主将(2年=三塁手)のチーム分析 「力強いスイングを心掛け、どこからでも得点できる打線を目指しています。投手陣は3投手が切磋琢磨してマウンドに立ち、秋季大会で乱れた守りは徹底して基礎を固め向上を図っています。各選手が意見を伝え合うことで互いを信頼しプレーができるのがチームの強みです」...
高校野球の「原点回帰」 伝統進学校の愚直な挑戦 昨年の秋季栃木県大会では、1回戦を勝利したものの、2回戦では自分たちの持ち味を発揮できぬまま敗れた。その試合で実感させられた課題、そして悔しさをバネに、22人の部員が一丸となって1924(大正13)年以来遠ざかっている甲子園の舞台を目指す。(取材・永島一顕) (2021年...
宇都宮・篠崎淳監督 ひと冬越えての成長が楽しみ 「秋季大会では守りのミスがあり、勝負所で打たれてしまい勝利を逃しました。守備力の向上や上下位むらなく粘りの打撃を身につけることなど課題を感じたようですが、ネガティブなところは全くなく、『甲子園に行きたい』の思いを秘めながら、自主的に動いて一生懸命に野球に取り組んでいます。...
宇都宮21世紀枠ならず。 選抜初出場の夢消える 宇都宮に“吉報”は届かなかった。 21世紀枠候補として選考日を迎えたが、惜しくも出場を逃した。 結果を受け止めた選手たちは、夏に向けて再び立ち上がる。 (取材・矢吹徳男) 県内トップの進学校として全国に知られる宇都宮は、昨秋の栃木県大会でベスト8へ進出。 文武両道と社会活...
宇都宮・篠崎淳監督 「実力不足、さらに強化していく」 「まだ全国に出るにはまだ実力が足りなかった。 時期尚早という気持ちでもいて、およそ察しはついて覚悟はできていた。 『実力を付けなければ甲子園はない』という教訓です。 投手力と打力2段階ぐらいレベルアップしないと全国には届かない。 基礎体力もまだまだ強化が必要です。 ...
「21世紀枠に推薦され、この学校に通う1人の生徒としてうれしい。 だが出場については過度な期待を持たないできた。 (不選出によって)選手のモチベーションが下がらないか心配でしたが、それはないので安心した。 チームは春の甲子園へ向けて全国レベルの力を付けることを目標にやってきた。 今回一歩手前まで来たことで、甲子園がより...
1907年の当時の学校長・笹川臨風が校訓としてしたためた言葉。「瀧の原主義は人物を作らんとするにあり~」と、瀧の原男児の形成を追求する。宇都宮野球部は、この言葉を行動規範としてベンチに掲げている。篠崎淳監督は「人間形成が野球の上達につながっていく」と信念を貫く。 2019年7月号掲載...