必笑野球で1つでも多くの勝利を 家族同然の団結力を武器に “名将”土屋恵三郎監督率いる星槎国際湘南。春の1回戦敗退からノーシードで迎える今夏、これまでと変わらぬ“必笑野球”で同校初の神奈川制覇を目指す。 ■故障者が相次いだ春 昨秋の4回戦で藤沢翔陵に3対5で惜敗した悔しさを晴らすはずだった今春。地区予選こそ3連勝...
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星槎国際湘南の記事一覧
我慢と努力の2年半 “必笑野球”を貫いた先にあるもの “名将”土屋恵三郎監督が率いる星槎国際湘南。コロナ禍が続いた今年のチームも元気ハツラツに最後の夏を迎えた。(取材・三和直樹) ■成長した姿を親に見せる コロナ禍の中で過ごした2年半は、中止、禁止、規制、制限の連続だった。それでも今夏、スタンドには多くの観客が訪...
岡村洸成 主将(3年=二塁手) 感謝を感動で返したい 「土屋監督は選手一人一人に対し自分の息子のように接してくれました。僕自身は監督から言われた『感謝を感動で返せ』の言葉を胸に頑張ってきました。元気、明るさというのは自分たちのチームの強み。高校生活で学んだことをこれからも役立てていきたい」 星槎国際湘南・土屋恵三郎監...
誰もが認める「頼もしき男」 竹之内陸(3年=統括マネージャー) 新チーム発足時に統括マネージャーに就任。裏方として寮生活も含めた全体の動きを管理しながら、代打、ブルペン捕手、3塁コーチの3役をこなす。中学2年の夏から不登校となり、高校でも入部3日目に退部を決意したが、「監督さんに『自分が変われば世界が変わる』という言葉...
星槎国際湘南・土屋恵三郎監督 笑顔を忘れず、元気に明るく 「今年の夏も、神奈川の高校野球ファンにパワーを送りたい。そのためにも甲子園という夢を追いかけるということが大切。甲子園には神奈川から1チームしか行けないが、1チームでも甲子園に行くということが大事。みんながその夢を追いかけられるし、その1チームをみんなで応援す...
成長を確かめ、想いを託す エース/小林匠(3年=投手) 背番号1を背負うエース右腕。サイドハンドからの“動くボール”でバットの芯を外し、スライダーも交えたコンビネーションで試合を作る。昨夏の独自大会では背番号11を背負い、準々決勝・桐光学園戦で2安打完封劇を演じて4強入りに貢献。「あの試合は先輩たちの守備に助けてもらっ...
中平颯馬 主将(3年=三塁手)のチーム分析 団結力はどこにも負けない 「自分たちはバッティングに自信があるし、投手力も層が厚い。全寮制で下級生も含めて常に一緒に生活しているので、チームワーク、団結力というものはどこにも負けない自信があります。甲子園に挑戦できることに感謝したいです」 (2021年8月号掲載)...
名将の錬成、2年分の想いを込めた夏 団結力を武器にいざ夏へ 強豪の一角に定着した星槎国際湘南。就任7年目を迎えた名将・土屋恵三郎監督の教えはナインの血潮となって生き続ける。(取材・三和直樹) ■オーラを感じる男に 雨上がりの球場に部員たちのハツラツとした声が響く。それに負けじと声を張り上げ、力強くバットを振る。「俺は言...
ノーシードからの挑戦 不屈の野球を体現 星槎国際湘南がノーシードからベスト4入りを果たした。 準決勝・相洋戦では序盤にリードを許したが、じわじわと追い上げ、不屈の野球を体現した。 試合後、選手たちは笑顔でスタジアムをあとにした。 2020年10月号掲載 ■コロナ禍で蓄えた力 コロナ禍で、星槎国際湘南の選手たちは力を蓄え...
神奈川球界が誇る名将、土屋恵三郎――。 桐蔭学園での30年間で計10回(春5回、夏5回)の甲子園出場を果たし、2015年から星槎国際湘南を率いて6年目を迎えた今、コロナ禍の最後の夏に向かう3年生たちに、熱いメッセージを送った。 2020年9月号掲載 (取材・三和直樹) ■1人の人間として大きく成長した 8月1日から始ま...
しなやかなフォームから伸びのあるストレートを繰り出し、カーブ、チェンジアップ、スライダーを操るエース左腕。 小学1年の時から野球を始め、中学では軟式の神奈川県大会で優勝。 練習の雰囲気に惹かれ、星槎の門を叩いた。 1年時から横浜を相手に先発登板するなど実績を積んだが、2年の夏、秋は結果が出なかった。 この冬はテークバッ...
練習で泣き、試合で笑う。 名将率いるハングリー集団が聖地を目指す 激戦区神奈川において急速に存在感を高め、着実な成果を出している星槎国際湘南。 その成長の道程には、名将の情熱あふれる指導がある。 (取材・三和直樹) ■ 就任5年で2度の県4強入り 桐蔭学園で春夏通算10度の甲子園出場を果たした名将・土屋恵三郎監督には、...