攻守に力強い戦いをみせる地域伝統校 全力疾走プラス気持ち&気迫で甲子園へ 攻守に力強い戦いをみせる伝統校・栃木工の今年のスローガンは「全力疾走プラス気持ち&気迫」。夏大会を控えて士気上がるチームは、悲願の甲子園を狙って夏のトーナメントへ挑む。 ■私学相手に真っ向勝負の心意気 伝統校・栃木工が虎視眈々と甲子園を狙ってい...
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栃木工の記事一覧
公立唯一のベスト4 栃木工は、公立校唯一の4強進出。3位決定戦で延長の末に力尽きてしまったが、その力は本物だった。 ■宇短附、文星芸大附を撃破 栃木工は冬に力を蓄えていた。エース赤羽根陽向がサイドスローに転向し安定感が増した。早乙女亮生主将がキャプテンシーを発揮、チームは団結。内田智康、佐藤憧英のクリーンアップも...
投打のパワーあふれる「二刀流」 栃木工(二刀流)佐藤 憧英(3年=三塁手・投手) ■主砲&140キロストレートのキーマン 181センチ85キロ。投げては最速140キロ、打っては迫力の打球を飛ばす「二刀流」。昨夏から主砲としてメンバー入りし、最終学年では主軸として甲子園を狙う。「4番・サード」が定位置。4番として得...
栃木工・日向野久男監督 新たな気持ちで向き合う 「昨年度末で定年となり、今年度からは再任用制度で指導をさせてもらっています。一つの区切りを迎えて、また新たな気持ちで生徒たちと向き合っていきたいと思います。指導できることへの感謝と、自分の野球を伝えていきたいと思います」 【監督プロフィール】1961年生まれ。栃木工−J...
エース 赤羽根陽向(3年) 昨秋にオーバーから右サイドに転向し球威が増したエース 主砲 佐藤憧英(3年=三塁手・投手) 2年生から主砲として活躍。投打の二刀流として夏へ向かう Pick up 内田智康(3年=遊撃手) 重心の低いスイングから鋭い打球を放つ左のアベレージヒッター...
水害、コロナ禍の試練を乗り越えて 全員野球で 悲願の甲子園へ 伝統に基づく戦いで実績を挙げてきた栃木工。今年のチームは例年に比べて部員数が少ない年。選手たちは切磋琢磨しながら最強を目指す。 ■水害などの影響で部員減 栃木工は、2019年秋の台風被害によって学校全体が浸水し大きな被害を受けた。練習グラウンドも水が入...
早乙女亮生 主将(3年=二塁手)のチーム分析 全員野球で甲子園へ 「野球が大好きなメンバーが集まったチームです。打撃は、戸田京佑、内田智康、佐藤憧英が軸。投手陣は、エース赤羽根陽向を中心に、佐藤も威力あるボールを投げます。今年の夏は、全員野球で甲子園へ行きたいと思います」...
生沼令大(3年=遊撃手)主将のチーム分析 守備から攻撃につなげていく 「エース石川晃誠を中心に守備から攻撃につなげていくチームです。石川は県屈指の投手で、守っていて安心感があります。打撃では、3番五月女遥翔、4番佐藤憧英、5番野代陽友のクリーンアップが勝負強い打撃をみせます。今年の夏は、(定年を迎える)日向野監督を男に...
栃木工・日向野久男監督 選手と共に「勝つ!」 「今年で60歳を迎えます。まだ来年度のことは何も決まっていませんが、一つの区切りであることは確かです。これまで甲子園に行くことができていないので、今年はとにかく勝ちたい。スローガンは『勝つ!勝つ!勝つ!』。選手と一緒に勝利をつかみたいと思っています」 【監督プロフィール】...
栃工のエクスプレス 石川晃誠(3年=投手) 最速141キロの栃工エクスプレス。威力あるストレートと、ブレーキのかかるカットボールで三振の山を築く。昨年の秋季大会は登板なし。この春が“デビュー”となったが宇都宮工相手に好投するなど片鱗をみせた。春以降状態は右肩上がりで、夏ブレイクの予感。「145キロ以上のストレートを投...
監督と共に戦う「最後の夏」 エース石川、生沼主将を軸に投打充実 2019年春の県準優勝となった公立実力校・栃木工。要所で作新学院を倒すなど強豪キラーでもある。投打の戦力が整う今年度のチームは、特別な思いで「最後の夏」へ向かう。 ■あと一歩を追求するチーム 勝たなければいけない理由がある。長きにわたりチームを指揮した日向...
栃木工・日向野久男監督 夏大会は中止になったが、我々には高校野球の誇りがある。選手たちの努力は、未来への糧になるはずだ。 2020年7月号掲載 台風氾濫からコロナ禍へ -2019年秋の台風の状況は? 「(2019年)10月12日に台風によって大雨が降って、学校横の永野川の堤防が決壊しました。浸水というよりも氾濫とい...