地元出身の11人が公式戦勝利を目指し団結 練習メニュー考案から始める自分たちの野球 地域の伝統校・清水西。野球にまっすぐ向き合う11人の選手たちが、勝利を目指して地道に取り組んでいる。(取材・栗山司) ■ボトムアップへ転換 選手11人が全て清水区の中学出身。地元選手で構成されたチームは2020年秋以来となる公式戦での勝...
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清水西の記事一覧
主砲 / 西谷虎太郎(2年=外野手) 中学時代は強豪・東海大静岡翔洋中でプレー。身長184センチ体重80キロの堂々とした体躯から豪快なスイングを見せる。秋の練習試合では2打席連続本塁打を放ち、周囲を驚かせた。「持ち味は強い打球を打つこと。長打もありますが、一番は低い打球で外野に飛ばすことを心掛けています」。2023年の...
清水西・古谷誠浩監督 一丸となって勝利を掴んでほしい 「今は選手たちに主体性を持たせたいと考えている。選手全員が意思統一して、同じ方向に向かって取り組んでいってほしい。選手数は2学年合わせて計11人と少ないが、公式戦で勝てる道を探っていきたい」 監督プロフィール 1973年静岡県生まれ。静岡東-山梨大。高校時代は主将。...
前田旭陽 主将(3年=外野手)のチーム分析 チームの雰囲気を大切に「夏」へ 「チームの雰囲気を大切にしています。試合で雰囲気が悪くなると、流れも悪くなるので、練習から心掛けています。今年のチームは大場脩と山本夏輝の2人が投手で引っ張り、打線は自分が先頭打者として出塁し、大石智哉らのクリーンアップが還す得点パターンです...
清水西・古谷誠浩監督 応援される野球部へ 「学校からも地域からも応援される野球部を目指している。そのために挨拶はもちろん、学校行事にも積極的に関わっている。野球面でチャレンジしていることは、選手の中でコミュニケーションをとること。自分たちで話し合って考えることを大切にしている。秋、春の大会は初戦で負けてしまったが、夏...
主砲 大石智哉(2年=捕手) 1年夏から4番に座るスラッガー。チャンスに強く、ここ一番でタイムリーを放つ。肩も強く、二塁送球タイムは1.9秒を誇る Pick up 大場脩(3年=投手)/ 山本夏輝(3年=投手) 清水西の2本柱。昨夏からエースナンバーを背負う大場脩は球威で圧倒するタイプ。高校入学後、体重が12キロアップ...
応援される野球部へ、笑顔でチャレンジ 限られた環境でも強くなるチーム 昨春に古谷誠浩監督が就任した清水西は、「常笑」をスローガンに野球に向き合う。野球を真剣に楽しむ選手たちは、「集大成の夏」に笑顔で校歌を歌うために努力を続けていく。(取材・栗山司) ■新監督が就任し、新たな一歩を踏み出す 強風が吹き荒れるグラウン...