3カ月にも及ぶ活動禁止期間を経て 悔いなく、精一杯、全力で突き進む 2006年の創部から瞬く間に都立の強豪校に数えられる存在となった総合工科。コロナ禍が長引く中のでも気持ちを切らすことなく「夏」を目指す。(取材・三和直樹) ■ようやく戻ってきた風景 桜満開の春。久々に足を踏み入れたグラウンドは眩しく輝いていた。「やっぱ...
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総合工科の記事一覧
流れを呼ぶ切り込み隊長 /太刀川寛隼(3年=内野手) 打線のキーマンのひとりとなるのは1番打者・太刀川。自粛期間中は2つ下で同じく野球をやっている弟と一緒に羽根打ちなどの練習を続け、感染予防をした上でバッティングセンターに通ってバットを振った。監督と打撃コーチのLINEグループに自らの動画を送ってのリモート指導も受け...
総合工科・弘松恒夫監督 精一杯やり抜くことが、今後につながる 「このコロナというのはみんなが初めての経験。ただ、それを悲観することはない。卒業した3年生たちは、甲子園という目標はなくなったが、23人全員が最後まで続けてくれた。今の新3年生もどんな環境、状況でも、最後まで手を抜くことなく精一杯やり抜くことが大切。それが今...
服部正治 主将(3年=捕手)のチーム分析 「このチームの特長はバッティング。コロナで練習できなかったが、みんな飛ばせるようになって来ている。常に次の塁を狙う意識を持って、思い切りよく、どんどんバットを振っていく。投手力を含めた守備面を鍛えて、相手よりも1点でも多く点を取れるようにしたいと思います」 ...