森下倫明新監督のもと新たなスタート 2004年以来、18年ぶりの甲子園へ 昨夏、準優勝となった東海大静岡翔洋。大会後、原俊介監督が退任し森下倫明監督が就任した。新たなスタートを切った名門は「結束力」をテーマに2004年以来の甲子園を目指す。(取材・栗山司) ■原監督から森下監督へ 昨夏は甲子園まであと一歩に迫った...
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- 2022年4月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 2
2022年4月号の記事一覧
塚本陽向 主将(2年=外野手)のチーム分析 爆発力がチームの特長 「今年のチームは守備に自信を持っています。タイプの違う4投手が打たせて取り、失点を最小限にしていきます。攻撃は派手さこそありませんが、足を絡めて打撃力をカバーしています。何か一つきっかけがあると、波に乗っていける爆発力が特長だと思います」...
足利大附・荻原敬司監督 投打のポテンシャルを秘める 「今年のチームは、投打のポテンシャルを秘めています。昨夏から試合に出ていた選手も多く、経験値も持っています。あとは、試合で力を発揮できるか。エース小林央典に頼るのではなく、それぞれが自覚を持って、試合を決めるつもりで戦ってほしいと思います」 【監督プロフィール】19...
コロナ禍で創意工夫するチーム 石黒監督が「YouTube」で発信 2020年夏の独自東東京大会でベスト4となった大森学園。コロナ禍で練習制限を受けたが、選手たちは前向きな姿勢で野球に向き合っている。 ■ポテンシャルの高いチーム 2020年夏の独自東東京大会で進撃をみせてベスト4という結果を残した大森学園。準々決勝...
平井悠馬 主将(3年=三塁手)のチーム分析 みんなの力で“革命”を起こす 「2年生エース盛永智也、3年生投手・中川眞乃介の投手陣が安定、打撃は2年生の4番・長田悠也を軸に、それぞれが冬に成長しました。秋の課題だった守備を強化して、春・夏へ向かっていきます。今年のスローガンは『捲土重来〜革命の国栃〜』。今夏は、みんなの...
星野優輝 主将(2年=外野手)のチーム分析 結束力を高めて戦う 「昨年の代よりも打力が劣る分、自分たちは機動力を絡めています。打線の中心は4番の牛久保圭吾。昨夏からクリーンアップを打っている選手で長打力があります。失点を減らすことも大事なので、この冬は守備も鍛えてきました。夏につなげるため、春は結束力を高めて勢いのある...
主砲 角田虹(3年=中堅手)懐の深い打撃をみせる大型スラッガー Pick up 髙一樹(3年=捕手)巧みなリードと強打が武器のキャッチャー...
Pick up 坂部旭(2年=投手)急成長するサイド右腕 昨秋の悔しさを忘れていない。中部大会の初戦で公式戦先発。しかし、初回に2点を失うと、2回には2死満塁から相手の4番打者に走者一掃の三塁打を浴びた。0ボール2ストライクと追い込んでいたが、スライダーが甘く入ってしまった。「本番に弱く、自分の力の足りなさを感じまし...
選手主体のチームマネジメント 悲願の甲子園へ、いざ勝負 高崎商大附が変革のときを迎えている。時代に応じて変化を遂げるチームは、マネジメントを一新して新境地を目指す。 ■2019年夏 健大高崎に勝利 2019年夏2回戦で健大高崎に9対7で勝利しベスト8まで進出した高崎商大附。その後の2シーズンもバランスが取れたチー...
東海大静岡翔洋・森下倫明監督 社会で通用する人間を育てたい 「何事も積極的に自分自身で挑戦し、分からないことがあれば遠慮なしにスタッフに聞きにきてほしい。そういう環境作りを整えている。私は2対1や3対2というスコアで勝つことを理想としている。そのために、1点をコツコツと取っていくことが大事になる。目標は甲子園に行き、...
河野集 主将(3年=外野手・投手) / 森安陽琉 副将(3年=遊撃手)のチーム分析 春・夏に巻き返していく 「冬のトレーニングによって打線全体で飛距離が伸びてきた。投手陣は新2年生が力を上げてきて計算できるようになった。秋の都大会では1回戦で負けてしまったのであの悔しさを忘れずに春・夏に巻き返す。夏は西東京を制覇して甲...
中学生レポート 〜未来の高校球児たち〜 上三川明治中 「初の全国大会出場」 みんなでつかんだ全国大会 愛される野球へ、一致団結 上三川町立明治中が昨年11月の文部科学大臣杯第13回(栃木県少年野球新人大会)で優勝し、今春開幕の全国大会へ初出場する。選手たちは、愛されるチームを目指して全国の舞台で全力を尽くす。 ■チー...