秋・春は不完全燃焼の名門 満を持して迎える夏、甲子園出場を誓う 故障による離脱に苦しんでいた今季の静岡。万全の体制が整わないまま秋、春を乗り越えてきた。そして今、ようやくベストメンバーが揃い、最後の夏を迎える。(取材・栗山司) ■甲子園で勝つことが使命 春夏通算43回の甲子園出場を誇る静岡。ネット裏には明治、大正、昭和...
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- 2023年8月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 2
2023年8月号の記事一覧
Pick up 鈴木裕晴 (3年) 伸びのあるストレートとキレのある変化球を低めに集めるサウスポー。球威が上がり夏ブレイクの予感 北條葉琉 (3年=外野手) パンチ力ある打撃でチームを牽引していくキーマン。夏大暴れの予感が漂う 主将のチーム分析・山田昊志郎 主将 (3年=三塁手) チャレンジャーとして夏へ向かう 「...
エース 吉川慧(3年) 安定感抜群のサウスポー。春の東海大会準決勝で139キロを計測したストレートに加え、カーブ、チェンジアップの変化球の精度も高い。バックに安心感を与える計算のできる投手だ。 Pick up/両投げのスラッガー 北條創太(2年=外野手) 春の東海大会決勝戦。5番打者の北條は3安打を放って勝利に貢献した...
3年生の皆さん、お疲れ様でした! 春季県・東海制覇で今夏優勝候補筆頭に コロナ禍の無念を晴らす夏へ一途に進む 今春季大会初優勝、さらに東海制覇を達成した加藤学園。勝利への意識は高まり続けている。(取材・栗山司) ■あと一歩で逃したセンバツ 県初優勝、東海大会を制覇しても全く驕ることはない。第1シードの加藤学園はさらなる...
主将の チーム分析・三浦寛明 主将 (3年) チーム内競争が 選手を成長させてくれる 「去年から公式戦に出場していた選手が多く、経験値の高いチームです。ピッチャーの大沢健翔、齋藤颯真を軸にして守り勝つ野球をしていきます。春を終えてレギュラーが入れ替えになるなどチーム内競争が刺激を与えてくれています。『全力疾走 全員守備...
一体となって盛り上げていくチーム 佐藤優斗 主将 (3年=捕手) 「今年の日大豊山は、勝負所でみんなが一体となって盛り上げていけるチームです。劣勢の試合でも終盤にひっくり返していく力と勢いがあります。エース井上雅也を中心としたチームですが、打撃力も上がってきていて、夏は機動力を絡めた戦いで甲子園を目指していきたいと思い...
一球一打に集中して戦う 大野巧成 主将 (3年=投手) 「自分(大野)、堀田秀哉、川上智史の3人が軸となります。投打のバランスが整っているので一球一打に集中して戦っていきます。秋はベスト16、春は3回戦でしたが、春は一球の怖さを味わったので、夏はワンプレーを大切にして甲子園という目標へ向かって気持ちを込めてプレーします...
原田知輝 主将(3年=外野手)「久我山野球で西東京制覇」 「今年のチームは、クリーンアップを軸にした勝負強い打撃が武器です。投手陣の力も上がっているので夏が楽しみ。バントを駆使した久我山野球でつないでいってチャンスで確実に得点を奪っていきます。チームスローガンは『覇』。チーム一丸となった戦いで西東京制覇を狙っていきます...
3年生の皆さん、お疲れ様でした! 新生・育英、王座奪還へ限界突破 野球ノートと映像解析のハイブリッド 2016年から2021年まで5大会連続で群馬の頂点に立った前橋育英。昨夏は準々決勝で樹徳に屈して連覇が途絶えた。王座奪還を狙うチームは「覚悟」を決めて夏へ挑む。 ■勝利のために限界を超える 昨夏、連覇が止まった。大会6...
3年生の皆さん、お疲れ様でした! 投打の魅力十分、ポテンシャル軍団 2000年夏以来2度目の甲子園へ 2015年夏準優勝、2019年夏ベスト4、2020年夏ベスト8となった伝統校・日大豊山。春以降に進化を遂げたチームは2000年夏以来2度目の甲子園を狙っていく。 ■選手育成の揺るぎない“土壌” 日大豊山は2015年夏の...
健大高崎・青栁博文監督 主体的に動けるチームだ 「主将・森田をはじめ昨年から試合に出ている選手が引っ張ってくれて、主体的に動けるチームになっている。そして各自が役割を果たす良い組織になっていると感じている。春の関東大会で優勝したが、夏はまったく別の大会。先を見ずに一戦一戦、戦っていくことが大切だ」 監督プロフィール ...
3年生の皆さん、お疲れ様でした! 今春3回戦で二松学舎大附に勝利 2016年夏以来、2度目の甲子園へ 2016年夏に初の甲子園出場を決めた八王子。今年のチームは、7年ぶり2度目の甲子園に照準を合わせて戦い抜いていく。 ■ひたむきに努力できるチーム 今年のチームは、例年と比較して派手さはないが堅実に戦えるチームだ。ひたむ...