【東海大相模】 「初陣」 #東海大相模

今秋から原俊介監督が指揮
新体制で目指す伝統継承&全国制覇

東海大相模が、OB指揮官・原俊介新監督のもと新たなスタートを切った。次なる一歩を踏み出した名門は、伝統継承、そして6度目の全国制覇を目指す。

■秋季大会で新たな船出

甲子園春夏通算23度出場、全国制覇5度の東海大相模。今春の選抜では全国制覇を達成し凱旋。春夏連覇を狙ったが、大会前に門馬敬治監督が今夏限りでの“勇退”することになった。チームは一丸となって夏の神奈川大会へ向かったが、準々決勝まで勝ち進んだ状況下で、部員の新型コロナウイルス感染が判明。チームは無念の大会辞退となった。門馬監督と選手たちの“最後の夏”は、志半ばで終わる結果となってしまった。東海大相模は9月1日から、OBで元巨人の原俊介氏(前東海大静岡翔洋監督)が監督就任。秋季神奈川大会が、新指揮官の“初陣”となった。

■大きなポテンシャル秘めるチーム

東海大相模は、シードとしてエントリー。2回戦・元石川戦に21対0、3回戦・湘南学院戦は19対1、4回戦・星槎国際湘南戦は20対0でいずれもコールド勝利し8強入りを決めた(9月12日現在)。主将は、リーダーシップと闘争心を備えた百瀬和真(2年=外野手)が指名された。投手陣は庄田聡史、庄司裕太、松山拓馬ら、タイプの違う選手が揃う。打撃陣は、伊藤航大(2年=外野手)、百崎蒼生(1年=内野手)、求航太郎(2年=外野手・投手)らがシャープなバッティングをみせている。また、1年生メンバーも大きなポテンシャルを秘める。原監督は「伝統あるチームを任せてもらったことに対して、身が引き締まる思い。アグレッシブな野球を継承して、新しい色を加えていきたい」と語った。OB新指揮官率いるチームは、縦縞のプライドを胸に再び栄光を目指す。

 

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