公立唯一のベスト4
栃木工は、公立校唯一の4強進出。3位決定戦で延長の末に力尽きてしまったが、その力は本物だった。
■宇短附、文星芸大附を撃破
栃木工は冬に力を蓄えていた。エース赤羽根陽向がサイドスローに転向し安定感が増した。早乙女亮生主将がキャプテンシーを発揮、チームは団結。内田智康、佐藤憧英のクリーンアップも迫力があった。3回戦で宇都宮短大附、準々決勝で文星芸大附を撃破するなど公立の意地をみせた。準決勝・作新学院戦、3位決定戦・青藍泰斗戦では敗れたものの、夏のシード権を獲得して春を終えた。