エース/甘田圭澄(2年)
最速140キロの剛速球を投げ込むエース。東海大浦安中では野手。高校入学後、1年秋の大会後から本格的に投手となった。今夏は決勝戦で2番手としてマウンドへ。しかし、浜松開誠館の3番打者と4番打者に連続安打を浴びて降板した。相手の流れを止めることができず、「悔しかった」と振り返る。武器は浮き上がるイメージのストレート。今秋大会後の練習試合では変化球を封印し、「ストレート一本」の投球で磨きをかけている。「来年は自分が翔洋を甲子園に連れていきます」。強い決意を持って一冬を過ごす。
主砲/齊藤雅暢(2年=内野手)
パンチのある打撃が魅力で、飛距離はチームトップクラス。東海大静岡翔洋中時代は通算21本塁打を放った強打者だ。秋の大会中のケガの影響で蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症。約1カ月間、グラウンドでの練習ができない日々を送った。「野球をやりたい気持ちがより強くなりました」。そんな中でも上半身のトレーニングを黙々とこなしてパワーアップ。「自分のバッティングでチームを引っ張りたい」と来春に備えている。