【東海大相模 野球部】「2年ぶり13度目の秋制覇」

秋季神奈川県大会決勝が10月6日に保土ケ谷球場で開催され、東海大相模が桐光学園を6対2で下した。

東海大相模は2年ぶり13度目の秋制覇で、春・夏・秋の3季連続優勝となった。

優勝・東海大相模と準優勝・桐光学園は、関東大会(10月19日~群馬県)に出場する。

■ 総得点66、別格の強さで神奈川制覇

別格の強さだった。

東海大相模は、準々決勝で湘南工大附を23対0(5回コールド)で下す。

準決勝では粘りの戦いをみせた相洋に対して8回に主砲・西川僚祐(2年=外野手)が保土ケ谷場外まで運ぶ豪快3ランを放つなど一挙6点を奪って突き放すと、最終的には12対1で8回コールド勝利。

そして迎えた決勝の相手は、投打の要・安達壮汰擁する桐光学園だった。

東海大相模は、初回に4番西川の中前適時打で先制に成功すると、3回には鵜沼魁斗(2年=外野手)の適時3塁打で1点を追加、ゲームの主導権を握る。

しかし4回に桐光・内囿光人(1年=内野手)の2点適時3塁打で2対2の同点とされる。

相手に傾きかけた流れを止めたのは、1年生投手・金城龍輝だった。

5回から登板すると相手打線の勢いを止めていく。

7回、山村崇嘉主将(2年=内野手)の2点タイムリーで勝ち越すと、さらに西川が続いて6対2とリードを広げた。

投げては金城が5回を被安打1の無失点に抑えて、逃げ切り。

東海大相模が令和最初の秋の頂点に立った。

大会を振り返れば圧倒的な打撃力だった。

2回戦から決勝までの全試合で奪った得点は66。

1試合平均得点11点。

主砲・西川、山村主将(2年=内野手)らを軸にした切れ目ない迫力の打撃と、エース諸隅惟大(2年)、1年生・金城らの投手陣で、選抜大会の参考試合となる関東大会へ挑む。

関東制覇、そして全国制覇を狙えるスケールの大きなチームであることは間違いない。


東海大学付属相模高等学校

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