東東京大会 ノーシード修徳が第2シード小山台に勝利。修徳・エース築田が9回2失点の完投勝利
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ノーシード修徳が第2シード小山台に勝利。修徳・エース築田が9回2失点の完投勝利

東東京大会

ノーシード修徳が第2シード小山台に逆転勝利。修徳・エース築田が9回2失点の完投勝利

 

 

 

東東京大会3回戦でノーシード修徳が第2シード小山台に3対2で勝利した。小山台はリードしながらも追加点が奪えずに無念の逆転負けとなった。

 

執念の逆転劇だった。

修徳は0対2で迎えた7回にエンドランを絡めた攻撃で123塁の好機を迎えると、スクイズを試みた。しかし、3塁ランナーがアウトになった上に2塁ランナーも狭殺プレーで憤死するダブルプレー。絶好機を逸したかに見えた。

だが22塁から3番・長内栄翔の右前適時打で1点差に迫って、流れを引き寄せた。

夏初陣の山崎剛史監督は「そのまま終わっていたら難しいゲームになった。あの1点が大きかった。後半勝負と伝えていた中で、粘り強く戦ってくれた」と振り返った。

1点差に迫った修徳は8回に再びチャンスをつかむ。7番・田島維力が同点二塁打を放つと、エース築田駈翔の中前適時打で逆転に成功した。

エース築田は、2回に2失点したものの3回以降は気迫の投球で得点を許さずに我慢を続け、逆転勝利につなげた。最後の打者を打ち取ると、拳を握って喜びを爆発させた(写真)。

9回2失点で完投勝利を挙げた築田は「2失点して、焦りはありましたが、なんとか耐えることができました。自分のタイムリーでの決勝点は、全員の気持ちで打ったヒットでした」と笑顔をみせた。

1点差の攻防戦は、見応えのある好ゲームだった。

(2025.07.14)

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