2025年秋【プレビュー】神奈川県秋季大会準決勝第2試合 横浜 対 東海大相模 10月4日12時半時試合開始予定(保土ケ谷)
横浜 織田

横浜 神奈川4季連続優勝そして関東切符を狙う

東海大相模 縦縞軍団、王座奪還へ一戦必勝

10月4日12時半(予定)、神奈川県秋季高校野球大会準決勝第2試合・横浜対東海大相模がサーティーフォー保土ケ谷球場でプレイボールとなる。神奈川4季連続優勝を狙う横浜と、王座奪還を期す東海大相模。関東大会出場権を懸けた「伝統の一戦」だ。

横浜は2024ー2025シーズンの神奈川3大会(秋・春・夏)を制覇。神奈川4季連続優勝を狙って新チームが始動した。小野新主将、エース織田、攻守の要・池田ら前チームの主力がそのまま残る新チームの完成度は全国随一。今秋も優勝候補筆頭であることは確かだ。

3回戦で創学館に8対2、4回戦で川和に10対1で勝利。準々決勝は、今夏に苦しめられた平塚学園と対戦し8対1の7回コールドで寄り切ってみせた。エース織田と正捕手・植村のバッテリーを軸にディフェンス面は盤石。打撃面は小野、池田の攻撃的1・2番がチャンスメークし、川上、江坂、植村らクリーンアップへつなぐ。準決勝は、東海大相模の左腕・三渡をどう攻略するかがポイントだ。

東海大相模は夏のチームから、多くの選手が入れ替わった。新キャプテンは攻守のセンスが光る安嶋。1番の才田、4番の松崎らが得点に絡む。エースは、多彩な変化球を投げ込む実戦派サウスポー三渡。投手層は決して厚くないため打線の援護が鍵となる。

3回戦では金沢に7対0で完勝、4回戦では鎌倉学園相手に苦しみながらも2対1で粘勝した。準々決勝・三浦学苑戦では2回までに4点を奪って主導権を奪うと、4対1で逃げ切った。エース三渡は3試合連続の完投勝利。3試合の失点はわずかに2。準決勝では変幻自在の投球で、横浜に対峙する。

横浜と東海大相模は、過去4大会でいずれも決勝で激突。東海大相模が2024年夏の神奈川大会決勝で横浜に勝利したものの、その後の3大会では横浜が頂点に立った。今秋は、選抜出場の参考となる関東大会出場切符を懸けて、準決勝で対戦となる。戦力では横浜が勝るが、接戦になれば東海大相模にも勝機十分。どちらに軍配が上がるのだろうか。

東海大相模 三渡

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