月刊高校野球CHARGE! 8月号配布中です! 渾身の夏号、ぜひお手元に!
【東京版】今月号の見どころ
日大鶴ヶ丘「東京制覇」
関東一「昨夏を超えて」
城東「甲子園なき夏」
東亜学園「新たなスタイル」
日野「甲子園は、僕たちのグラウンドにある」
東海大菅生「縦縞のプライド」
東亜学園の集合写真には、他校にはない大きな特徴あるのですがお気付きでしょうか?
それは・・・「マネージャーが集合写真の中央にいる」ことです。ほとんどの場合、マネージャーは左右端か後列にいるのですが、東亜学園だけは毎回中列の中央、真ん中に並んでいるのです。前から気になっていたので、今回武田監督にその意図を聞いてみると「マネージャーの支えは『陰』ではなく『チーム運営の中心』という意味合いを込めている」とのことでした。武田監督は、「マネージャーが選手の体調管理からチーム運営まで頑張ってくれているおかげでスタッフ・選手がグラウンド活動に集中できる」とした上で、マネージャーの重要度は「主将・副主将と同等」と考えているそうです。だから、集合写真を撮るときにはマネージャーが「部の中心に存在」しているように紹介することを心がけているということでした。
どのチームに聞いてもマネージャーはチームに欠かせない大事な存在といいます。弊誌を見て「高校野球のマネージャーやってみたい!」という子が増えるように、マネージャーの〈役割〉も魅力的に伝えていけたらいいなと思います。
【神奈川・静岡版】今月号の見どころ
横浜商「涙の再開ミーティング」
笹川吉康(3年)インタビュー プロ注目の「Yの二刀流」
日大「高校野球の成功とは?」
向上「ALL OUT」
常葉大橘「夢へのブレーク」
浜松市立「繋ぐ」
甲子園中継の定番として、スタンドにいる選手の家族紹介があります。その中で高校野球ファンがつい注目してしまうのは「お父さんも同じ高校で甲子園出場していた」というパターン。親子ともに甲子園という目標に向かってきた歴史を感じて(勝手に想像して)思わず胸が熱くなってしまいます。
親子二代はプレーヤーだけではありません。横浜商の女子マネージャーは、親子二代でY校マネージャー。お母様もかつて着ていたスカイブルーのユニフォームに憧れて、Y校進学を決めたそうです。お母様にとってY校で過ごした日々が素晴らしいものだったから、その思いが受け継がれたのでしょう。ステキですね。記事中にも美咲さんの話が出てきますが、プレーヤーからの信頼がとても厚いことがわかります。プレーヤーと気持ちを一つにして取り組んできた美咲さんだからこそのエピソードです。
Y校、日大、向上、常葉大橘、浜松市立の夏のストーリーをぜひ!
【群馬・栃木版】今月号の見どころ
高崎商「100周年へのタスキ」
前橋商「特別な優勝旗」
伊勢崎清明「幻の最強世代」
桐生南「ファイナリスト」
作新学院「プライド」
白鴎大足利「困難を乗り越えて」
今月号も「甲子園大会中止」という言葉が何回も出てきます。とてもやりきれない、悲しい言葉です。でも、同じ数だけ「代替大会」という言葉も出てきます。全国で代替大会検討され始めた当初は「(大会中止は)野球だけじゃないのに」というような声もあったようですが、全国各地、無事に大会が始まっています。群馬県の代替大会は、高崎商の保護者たちが署名活動を開始し、実現に漕ぎ着けました。高校球児はそのほとんどが学童野球を経験していますから、10代にして10年近く競技を続けています。その間、保護者も我が子及びチームを応援・サポートし続けてきています。一緒になって走ってきたからこそ、「集大成の場を用意してあげたい」という気持ちが行動となって表れたのではないでしょうか。高崎商、前橋商、伊勢崎清明、桐生南、作新学院(栃木)、白鴎大足利(栃木)…今号に登場する全チームが、本気で甲子園を目指していました。舞台は変われども新たな目標に向けてひたむきに取り組む球児の姿を、ぜひ目に焼き付けてください。
※今号は、各学校の協力のもと「特別な夏」を取材させてもらいました。編集部の思いを込めた渾身の一冊になっています。ぜひ、手に入れてください!!!
(編集部)