前橋育英
5大会連続6回目 V
第103回全国高校野球選手権群馬大会決勝が7月27日に行われ、前橋育英が延長戦の末に健大高崎を6対1で破って5大会連続6回目の優勝を果たした。
前橋育英と健大高崎の群馬2強による白熱の決勝戦は1対1のスコアで延長へ突入。延長12回に前橋育英が一挙5点を奪い、深紅の優勝旗を手にした。前橋育英は今大会ノーシードから勝ち上がると3回戦で桐生第一、準々決勝で関東学園大附、準決勝で太田に勝利し決勝へ進出。決勝戦では、主砲・皆川岳飛主将、エース・外丸東眞を軸にした戦いで、今春の選抜大会出場の健大高崎に競り勝った。コロナ禍で2020年の同群馬大会は中止となり県独自大会を開催。今大会は、甲子園切符を懸けた2年ぶりの大会となったが4連覇中の前橋育英が制して5連覇を成し遂げた。
(2021年9月号掲載)