柄目直人監督にはこだわりがあった。その志ゆえ、同じ道から甲子園を狙わない。甲子園へ行くためにはどの道を進むべきか、自らと向き合いながら、成長し続けた。昨秋、指揮官に変化があった。それまでは打倒作新へベクトルが向いていたが、その矢印を内に向けるようになっていた。重圧、激励…すべてを受け止めて、自らの力に変えていた。柄目監...
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- 月刊高校野球CHARGE!編集部 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 235
月刊高校野球CHARGE!編集部
月刊高校野球CHARGE!編集部の記事一覧
拝島の今季のスローガンは「重・重・重」。重は「10」を意味し、スイングスピード10キロ増、球速10キロ増、体重10キロ増を目指して努力している。昨年の早稲田実のテーマ「GO! GO! GO!」をヒントに掲げた。寺崎監督は「早実の2倍以上、努力しなければいけないという意味も込めています」と話す。 2018年3月号掲載...
農大一の応援「大根踊り」は都大会名物だ。部員たちが大根を両手に掲げて、スタンドを盛り上げる。大根は、葉っぱがついているもののみを使用。試合後は、「振る舞い大根」として観客に手渡される。東東京ベスト4入りした2000年は、毎試合100本以上の大根が用意されていたという。 2018年3月号掲載...
宮田監督が重視する基礎練習の中で特徴的なのが、「これだけやっているチームはあまり聞かない」と話す内野のボール回しだ。「送球というプレーには敵が入り込んでこない。自分の力がすべて反映される」と宮田監督。二塁から一塁、一塁から本塁、対角線も交えながら送球を繰り返す。「90メートル投げる必要はない。50メートルの距離を正確に...
冬場のトレーニングメニューを作成・指導しているのは広島、近鉄でプレーした元プロの栗田聡さんだ。引退後に理学療法士の資格を取得。2年前に学生野球指導資格を回復し、昨年5月に立正大立正のグラウンドを初めて訪れた。現在は2週間に1回のペースで選手たちを指導している。栗田さんは「体はできてきているように感じます。特に下半身、お...
「決勝まで進んだ手応えを持ちながら今日を待っていました。残念な結果になりましたが、昨秋の大会以降、選抜候補校としての自覚を持ち、全国レベルのチームになるための練習を重ねてきました。どちらに転んでもこの良い雰囲気を持続し、春、そして夏に向けて全国レベルにレベルアップして、堂々と甲子園に行こうと言っていました。候補校となっ...
「横のつながりが強いチームになった」 「いざ、こうして出場が決まると“さあやるぞ”と高まってきた。引き締まる思い。昨年は外野手の頭の上を超える長打が多かったが、今年は左中間・右中間とライナー性の低い打球で間を抜いていく打線。去年より力は劣るという意識があったからこそ、横の繋がりがあるチームになった。まずは1つ勝って、そ...
日向野久男監督が、選手強化のために記したチーム指針。指揮官が近年考えていたことを言葉にまとめた。そのテーマは「脱ロボット」。指揮官は「工業の生徒たちが理解しやすいようにしました」と話す。選手たちは、この指針を毎日、読み解きながらレベルアップを図っていく。2018年2月掲載 ...
青藍泰斗は部員の約半数が、寮生活を送る。部員は午前6時から寮掃除、朝食を終えてから自主練習を行い、午前8時半に登校。授業終了の午後4時から午後8時ごろまで全体練習。その後は各自で自主練習となる。選手とともに寮に住む宇賀神監督は「毎日の積み重ねが、最後の夏の力になる」と、選手の“父親”となっている。2018年2月掲載 ...
中学時代はソフトボール部に所属。中学3年生のときに伊勢崎工の試合を見て、マネージャーになることを決意。入学以来、データ管理、補食準備などチームの貴重な戦力として選手をサポートし続ける。目標は「世界一のマネージャー」。下田さんは「夏大会は一つでも多く勝って、喜びを分かち合いたいと思っています」と、選手に寄り添っている。2...
前橋育英は冬トレの一環として「読書タイム」を導入した。練習後、15分を読書時間に設定、部室でページをめくる。選書は、選手たちに任されていて、選手たちはロッカーに数冊の本を揃えている。チーム一の読書家の一人・今井貴也(2年)は「本を読むことで集中力が養えています」と話す。前橋育英は、読書効果で夏の甲子園を目指す。2018...
日本橋は、立石海風さん(2年)、古滝天さん(1年)、石川結菜さん(1年)のマネージャーがチームを支えている。豊田浩樹監督は「選手よりも、勝利にこだわっています」と評す。立石さんは「みんなの仲が良く、家族のようなチームです。今は1年生が1人しかいないので、今年4月の勧誘を頑張ります」と話す。部員数減少のチームには、3人の...