11年ぶり4度目の選抜出場決定 都大会決勝9回裏の劇的勝利で甲子園切符 国学院久我山、いざ選抜へ! 1月28日、第94回選抜高校野球大会の選考委員会が開かれ、昨秋都大会優勝校・国学院久我山の11年ぶり4度目の選抜出場が決定した。選抜大会は3月18日開幕。 ■代表にふさわしいチームへ 1月28日午後3時20分すぎ、国学院...
2020年3月号の記事一覧
1970年代に2度の夏甲子園出場。 新指揮官のもと「チーム再建」 1974、1979年に2度の夏甲子園出場した古豪・城西大城西。 再建をかけるチームは、昨秋の台風で荒川河川敷のグラウンドが水没する被害に見舞われた。 選手たちは困難を乗り越えて、春・夏へ向かう。 2020年3月号掲載 ■ 台風で練習場浸水 信じられない光...
吉田監督が「将来は千賀滉大(ソフトバンク)のような投手になってほしい」と期待する本格派右腕だ。 神奈川県平塚市出身の横山蒼。 「高いレベルで野球をやりたかった」と、実家を離れて浜松学院に入学した。 江陽中では野手だったが、高校から本格的に投手へ。 吉田監督の下、一から投手のノウハウを学んでいる。 昨秋の公式戦は経験不足...
加藤学園の甲子園初出場を陰で支えたのが3年生部員たちだ。 米山監督は「3年生が下級生を育ててくれた」と感謝する。 夏の大会は4回戦でオイスカに敗退。 そこから毎日、3年生が2年生の練習を手伝い、アドバイスを送り続けた。 ショートのレギュラーで活躍した川上智己もその一人。 「甲子園出場が決まって素直に嬉しい」と話し、「甲...
横浜清陵は今冬、「朝練習」に代えて「朝弁当」を実施している。 選手たちは昨秋大会でパワー不足を痛感。 フィジカルアップを目的に、朝食の弁当を持ち寄り、みんなで食べているという。 竹之下一騎主将は「朝弁当によってパワーアップしただけではなく、選手たちの意識も変わってきた」と効果を話す。 選手たちは「朝弁当」を作ってくれる...
機動力野球で未知なる場所へ。 走力でプレッシャーを掛け、終盤に“仕留める” 2020年の藤沢翔陵は、機動力を前面に出した攻撃的野球を展開する。 新スローガン「激走翔破」のもと、チーム一丸となって次の塁へ突っ走る。 (取材・伊藤寿学) ■ 自慢の「足」で勝負するチーム 藤沢翔陵は、自慢の「足」で勝負する。 今年のチームは...
公立の矜持を胸に。 県下有数の進学校の挑戦 神奈川を代表する公立進学校・川和。 2015年秋にベスト8へ進出するなど実績を残すチームは、公立の矜持を胸に心技体の成長を目指している。 (取材・伊藤寿学) ■ 「何が足りなかったのか」 近年の神奈川大会で勝負強い戦いをみせてきた川和。 頭脳と技術を駆使したクレバーな戦いで、...
2019年4月に男女共学化となり初の女子生徒を迎えた明法。 昨春には、加藤和奏さん(1年=投手)、加藤和香さん(1年=内野手)の双子姉妹が野球部の門を叩いた。 姉・和奏さんはサウスポー投手、妹・和香さんはサード。 ともに小学校2年から野球を続けて、高校でもプレーしたかったという。 姉・和奏さんは「男女関係なく接してくれ...
城西大城西投手陣の軸は、三沢大華(2年)徳江翔(2年)の両投手だ。 三沢は伸びのあるボールが武器の左腕で今冬に球速が5キロ以上もアップし最速は135キロ、最速130キロ右腕の徳江も威力が大幅に増したという。 「ストレートで押していく」(三沢)「カーブ、カットボールを生かしていく」(徳江)。 急成長を遂げるダブルエースが...
ダイナミックなフォームから力強いストレートを投げ込むエース。 1年生時から学年代表を務めて、新チーム誕生時に部員投票によって主将へ任命された。 学校生活でも模範となれる選手で、文武両道を掲げる文京野球部の象徴となっているという。 梨本浩司監督は「投手でキャプテンは負担があるが、しっかりと役割を果たしてくれている」と評価...
夏2年連続4強入りも秋は初戦敗退。 指揮官が示す「チーム再生のルート」 昨夏の県大会でベスト4へ進出した関東学園大附。 夏2年連続4強入りを果たしたチームだが新チーム初陣の昨秋はまさかの初戦 敗退。 再起をかけるチームは「再生」の道を探っている。 ■ 昨夏は準決勝で前橋商に惜敗 昨年の夏は、甲子園が確かに見えていた。 ...
宇都宮21世紀枠ならず。 選抜初出場の夢消える 宇都宮に“吉報”は届かなかった。 21世紀枠候補として選考日を迎えたが、惜しくも出場を逃した。 結果を受け止めた選手たちは、夏に向けて再び立ち上がる。 (取材・矢吹徳男) 県内トップの進学校として全国に知られる宇都宮は、昨秋の栃木県大会でベスト8へ進出。 文武両道と社会活...