浜松南・山本浩正監督 「苦手」から目を背けない 「昨年秋から力を注いできたのが守備。アウトにできる打球は必ずアウトにすることを部員全員で取り組んできた。今年はその成果が出て、引き締まった試合が増えてきている。選手たちに求めているのは苦手なことから目を背けないこと。野球で苦手なことを克服することで、その経験を勉強にも生か...
2021年5月号の記事一覧
石飛佑真 主将(3年=捕手)のチーム分析 大きな可能性があるチーム 「3年生は自分1人しかいませんが、2年生が22人、新1年は25人以上入部してくれたので大きな可能性があります。打撃は3番・杉山未空人、4番の自分で引っ張っていきます。投手も右の小田嶋将吾、左の友森祐太が安定しています。この夏は新しい豊南を見せたいと思い...
宮沢幸大 主将(3年=一塁手)の チーム分析 投打にパワーがある 大型チーム 「提坂朋和、柳澤大空のクリーンアップを軸にした打撃と、エース清水虎太朗を中心にした大型チームです。守備力と機動力は今後の課題。限られた練習時間ですが1日1日を大切にして、夏の神奈川優勝を狙っていきます」...
セルフジャッジベースボール ボトムアップ方式で自主性重視 江戸川は、コロナ禍に屈しない。自主性を重んじるチームはセルフジャッジベースボール(SJB)で高校野球界にセンセーションを起こす。 ■サインは自分たちで決める 江戸川の主役は、選手たちだ。野球を真剣に楽しむチームは、自分たちでサインを出してプレーする「セルフジャッ...
坂本智哉 主将(3年=捕手)のチーム分析 自分たちのスタイル貫く 「右腕のエース白川秀亮、左腕・柳橋虎汰郎を軸とした投手陣がチームの強みです。攻撃では、4番・末岡卓真を中心に粘り強く、戦っていきます。チームの目標は、『甲子園1勝』。自分たちで考えるセルフジャッジベースボール(SJB)で江戸川らしく戦っていきます」 ...
絶賛競争&成長中の投手陣 投手育成に定評のある宮本監督が、大きな可能性を感じている投手陣。2年前から投手コーチに元日ハムの舟山恭史顧問が加わり、指導はさらに強化されている。昨秋に背番号1を背負った右サイドハンドの橋口拓海(3年)に、右腕からキレのあるストレートを投じる時崎空汰(2年)、高い将来性を持つ身長180センチの...
中西諒真 主将(3年=投手)のチーム分析 攻撃力アップが課題 「自分たちの持ち味は冬に鍛えた堅い守備力です。守備のミスが減ったことで投手として安心して投げることができています。打線は3年生の1番・曽根大輝、4番・河合弘樹が引っ張り、周りを下級生たちが固めています。夏は3回戦で勝つことを目指し、攻撃力も上げていきたいと思...
「選手を信じて一緒に戦っていきます!」 牧田七海(3年) 服部彩花(3年) マネージャーリーダーの服部彩花さん(3年)はチーム全体のアシストを担当、牧田七海さん(3年)はデータ&情報管理を担当している。服部さん、牧田さんは「夏大会まであと4カ月。後悔のない時間にして、すべての力を発揮してほしいと思います。私たちはどん...
松元勇翔 主将(3年=三塁手)のチーム分析 接戦を勝ち抜く 「チームでは、エースで4番の廣瀬裕都が絶対的な存在です。打撃は、見目青陽、廣瀬、浜田翔白がクリーンアップ。廣瀬の投入を軸に、チャンスで確実に得点を奪って、接戦を勝ち抜いていきたいと思います」...
3カ月にも及ぶ活動禁止期間を経て 悔いなく、精一杯、全力で突き進む 2006年の創部から瞬く間に都立の強豪校に数えられる存在となった総合工科。コロナ禍が長引く中のでも気持ちを切らすことなく「夏」を目指す。(取材・三和直樹) ■ようやく戻ってきた風景 桜満開の春。久々に足を踏み入れたグラウンドは眩しく輝いていた。「やっぱ...
大村直輝 主将(3年=内野手)のチーム分析 つなぎの野球を目指す 「今年のチームは足を絡めた機動力が武器です。1番の中村瑛を筆頭に、足の速い選手が揃っています。一人ひとりの能力は決して高くありませんが、夏はつなぎの野球で勝ち上がります」...
早期敗退と自粛期間を経て 再び“片倉旋風”を巻き起こす 2010年夏からの10年の間に春夏秋を合わせてベスト16以上8回、2012年夏にはベスト4入りを果たした都立片倉。緊急事態宣言が解除されて間もない春、彼らの練習場所に足を運んだ。(取材・三和直樹) ■春風の中で感じたもの 気合の入った声と真剣なプレーの合間に笑い...