元剛腕投手の監督が目指す 自由と緻密さを融合させたチーム 長い歴史を持つ八王子実践。 2019年より監督に就任した元156キロ右腕の指揮官が、「日本×アメリカ」の新たなチーム作りを押し進める。(取材・三和直樹) 2020年12号掲載 ■与らえた環境下で目指す野球 深まる秋のグラウンドに、部員たちの溌剌とした声が響く。広...
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秋の快進撃を支えたエース右腕 白栁拳斗(2年) 秋の新チームからエースを務める白栁。 身長181センチの長身から最速135キロのストレートに変化球を絡めて打者を仕留める。 「秋はどの試合も四死球が少なかったのが良かった」と本人は振り返る。地区大会では安定感のある投球で全4試合を一人で投げ抜き、チーム初の県出場に貢献。さ...
2013年に平塚湘風に着任してから8年目になりますが、人数こそ少ないものの、目指す野球ができるようになってきました。 選手たちが努力してくれた結果によって、夏・秋はベスト32進出を果たすことができました。この8年間のご褒美だと思っています。少人数でも勝負できることを伝えていきたいと思います。 【監督プロフィール】 19...
2年生4人、1年生7人で予選突破 今夏・秋、学校史上初のベスト32進出 少人数の県立校・平塚湘風の野球が面白い。2020年夏独自大会はベスト32、新チームの秋季大会も予選を突破し、本戦出場(32強)を決めた。 2020年12月号掲載 ■1イニングごとに投手交代 2020年夏の独自大会で、インパクトを残した。県大会では...
青山学院 Pick upプレーヤー 手島颯太/片岡龍哉 手島颯太(2年=捕手) 攻守の要、今秋から捕手に転向しチームをまとめる 片岡龍哉(2年=中堅手) 高校から野球を始めたプレーヤーで急成長を遂げる。中学時代はテニス部に所属 ...
学校内トレーニング 平日は、渋谷の学院内の人工芝グラウンドや空きスペースを利用してトレーニングを行う。 敷地が限られているため筋力トレーニングが主になる。選手たちは平日に地道な基礎練習を繰り返し、週末の実践練習に備えている。...
成功体験をつかんでほしい 「横浜南陵はつらい練習でも頑張れる気力を持っています。冬は、個人のパワーをつけて、格上相手に力で張り合えるチームを作っていきたい。選手、チームのポテンシャルは大きいので、選手たちに勝利という成功体験をつかんでほしいと思っています」 【監督プロフィール】1963年神奈川県生まれ。藤沢西―法政大...
チームに確かな手応え 「秋季大会は、自分たちのできることを貫いたことで実力校相手でも勝負することができました。3回戦の作新戦は、チームにとっての試練。最終的に点差が開いてしまいましたが、通用する部分もみえました。今後は、私学強豪相手にも怯まずに戦っていく意識を植え付けたいと思います」 【監督プロフィール】1974年栃...
殊勲の秋季大会ベスト16入り 最速138キロ左腕黒坂を軸に旋風起こす 那須清峰が2020年の秋季大会で2つの勝利を挙げてベスト16へ進出した。手応えをつかんだ県北のチームは、来年へ向けて士気を高めている。 2020年12月号掲載 ■秋季大会で「底力」 県北の序列が変わるかもしれない。 那須清峰が今秋に進撃をみせた。シー...
◀️藤田海樹(2年=一塁手) パワフルなスイングをみせる那須清峰の主砲。勝負強い打撃でチームを支える ▶︎黒坂大希(2年=投手) 最速138キロのクロスファイヤーが武器の未完の左腕。来春の進化が期待される ...
小藤光将(2年=中堅手)主将のチーム分析 勢いに乗ったときは強い 「投手力と守備力をベースに戦っていくチーム。打撃では勢いに乗ったときは破壊力をみせることができますが、チームバッテイングが課題。秋季大会はベスト16に入ることができましたが運もあったので、春・夏も勝ち上がって力を証明したいと思います」...
瀬川翔太(2年=三塁手)主将のチーム分析 勢いに乗れるチーム 「投手陣は、エース住海を中心に2番手の佐々木悠人などタイプの違うピッチャーが揃っています。守備は、細かい連携に課題があるので冬に鍛えて、隙のない野球がしたいと思います。チームの雰囲気が良く、流れをつかめば一気に勢いに乗れるチームだと思います」...