選手の力量把握のため、「新チームとなって最初のオープン戦8試合ぐらいは、ベンチではなくずっとバックネット裏から見た」と佐相監督は明かす。そこで活用されたのが『Twitter』だった。スマホを片手に、試合中に気づいたことなどを「1試合60件ぐらい」次々とつぶやき、監督のアカウントをフォローする選手たちが各自で内容を確認する。「こちらが伝えたいことを全員が共有できる。子どもたちとの距離感を考えても、一方通行のツイッターが一番効果的」と佐相監督。常に効率性を追求し、チームの成長速度を高めている。 2019年10月号掲載