1年秋から4番に座る左打ちのスラッガー。
168センチと小柄だが、両膝を曲げて低く構える独特のフォームからの力強いスイングで大飛球を飛ばす。
昨秋は「ボンズ打法」として注目を集めて都大会優勝に貢献したが、今年1月に左足首脱臼骨折・靱帯損傷で全治3カ月の大怪我を負った。
春の選抜大会には間に合ったが、「急造で作り上げたので、やっぱり万全の状態ではなかったです」と黒澤。
「もう1回甲子園に行って、今度こそヒットを打ちたい」と燃えている。
「下級生の頃は打つことだけをやっていればいいという感じでしたけど、新チームになって走塁、守備面も自覚して取り組むようになっていますね」とは永田監督。
引き続き4番として期待される男は、「課題は変化球への対応。
今は72キロ。
体重も増やしていきたい」とさらなるレベル&パワーアップを誓っている。