【舞岡】舞い上がれ! 

2023年夏に創部初のベスト16
野球小僧が集まる県立ダークホース

今夏の神奈川大会でベスト16へ進出した舞 岡。夏大会後に始動した新チームは野球を楽

しみながら先輩たちを超えていく。

 

■今夏4回戦・立花学園戦で劇的勝利

 

舞岡が今夏に快進撃をみせた。昨秋、今春 はいずれも地区予選敗退。しかし、選手たちは 日々の練習で力を蓄えていた。エース築井泰成(3年)、飯田真平主将(3年=捕手)を軸とした チームは、2回戦で県立実力校・城郷、3回戦で 光陵に勝利して4回戦へ進出すると、シード立 花学園と対戦した。シード立花優位の下馬評 の 中 で 、選 手 た ち は 試 合 を 楽 し み な が ら シ ー ソーゲームを展開していく。白熱のゲームは6対6で延長タイブレークへ突入、舞岡は6対7で迎 えた10回裏に2点を奪ってサヨナラ勝利を収め た。学校初のベスト16。それは選手たちがつ かみ取った戦果だった。

 

■純粋な気持ちでプレー

 

チームを指揮するのは、就任2年目の英語教 師・武田知己監督だ。東洋大時代に、アメリカ 留学を経験。現地の大学リーグに参加して、本 場のベースボールに触れるなど貴重な経験を 得たという「。言語や文化が異なるため衝撃を 受けることもありましたが、野球を頑張る純粋な 気持ちはどの国の選手も共通だったので、選手 たちにも結果は二の次で気持ちが大切と伝え ています」。 大学卒業後の2022年に教員となり初任地 で舞岡へ。同年夏大会後に、チームの指揮を任 された。舞岡の選手たちは、純粋な気持ちで野 球と向き合える強みを持つ。武田監督は、選手 の長所をチームに落とし込むスタイルでチーム 強化。生徒の“ひたむきな心”が指導のやりが いという。若き指揮官は「選手の一生懸命な気 持ちに寄り添って成長させてあげたい」と日々のグラウンドに立つ。

 

 

■今秋予選突破、挑戦者として戦う

 

夏大会後に始動した新チームは、2年生6人、1 年 生 1 2 人 に マ ネ ー ジ ャ ー 3 人 を 加 え た 2 1 人 で新たなスタートを切った。沼澤直生主将(2年 =捕手)、主砲・中込鷹介(2年=外野手)を軸に 進化を遂げている。守備では、エース末永勇雅 (2年)が粘り強いピッチングでゲームをつくり、 ショートストッパー森太一(2年)が堅実なフィー ルディングでアウトを重ねる。須田優輝(2年= 内野手)、賀野翔磨(2年=外野手)もチームのタ スクを果たす。秋地区予選は横浜商大高に屈 したものの、横須賀大津、横浜瀬谷に勝利して2 勝1敗の2位で予選突破。秋県大会出場権を 手にした。沼澤主将は「野球を思い切り楽しみ ながら挑戦者として戦っていきたい」と成長を誓 う。夏の結果を糧にするチームは、次なる目標 へ向けて舞い上がっていく。

 

(2023.10.20)

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