橘学苑の秋進撃を支えたのは、龍崎裕哉(2年)と國分陸人(2年)のダブルエースだ。
背番号1を背負うサイド右腕の龍崎は内角をえぐるストレートと外角のスライダーを駆使する強気なピッチングが特長。
背番号10の国分は多彩な変化球で相手を打ち取る技巧派右腕。
チームはタイプの違う投手を使い分けて勝ち進んだ。
龍崎は「秋にベスト16に入ったが満足はしていない。
春、夏はさらに上を目指す」と話せば、國分は「もっとレベルアップしてチームの勝利に貢献したい」とストイックに練習に励む。
コーチ陣によると、二人の潜在能力は高く、冬を越せば球速140キロ超が狙えるという。
成長著しいダブルエースが、チームをたくましく牽引する。