身長161センチと小柄ながら、前チームからエースを務める奥山晴斗。
体全身を使う豪快なフォームから、強気に打者の内角を攻めていく。
今夏の県大会は中盤まで好投を見せるも、7回、9回に得点を許し、チームは逆転負けを喫した。
「調子自体は良かったのですが、勝ち切らなければいけない場面で得点を与えてしまって悔しかったです」。
もうワンランク上の投手へ。
現在、参考にしているのは渡辺圭(日本通運)の投球だ。
大学時代に渡辺と一緒にプレーした杉本太輝副部長から動画を見せてもらい、日々研究を重ねている。
「右と左は違いますが、体の使い方を参考にしています」。
目標は来年の夏に勝つこと。
チームメートからの信頼も厚い右腕がさらなる進化を遂げる。