【チームレポート】桐生工(群馬)4度の甲子園出場実績を持つ古豪。新たな指導体制で旋風を起こす(2026年10月号掲載)

桐生工
「古豪復活」

過去4度の甲子園出場実績を誇る古豪
今秋東毛リーグ4連勝で秋シード権獲得

 過去4度の甲子園出場実績を持つ古豪・桐生工。球都・桐生で確固たる結果を残してきたチームは、今春から新たな指導体制となり、新風が吹き込んでいる。

■各大会で強豪相手に真っ向勝負
 球都桐生の繁栄を支えてきた古豪だ。1946年夏に甲子園初出場を決めると、1960年までに春夏計4度の甲子園出場を成し遂げた。

1952年の選抜ではベスト8に進出するなど、その名を全国にとどろかせた。2021年夏の1回戦では桐生第一と対戦し2対2と接戦を演じた。だが、雨天再試合となり4対9で屈した。過去20年は夏4回戦が最高位となっているが、強豪相手に真っ向勝負を演じてきた。

今夏は1回戦で伊勢崎商と対戦し、エース八木原叶真(3年=引退)が粘りのピッチングをみせていった。守備陣の奮闘もあり、7回までスコアレスの緊迫した投手戦の状況下、1対2で惜敗となったが、選手たちは完全燃焼で“最後の夏”を終えた。


■大きな可能性を秘める選手たち


 桐生工は2025年度まで塩尻昌千監督が率いていたが、年度末で勇退となった(総監督に就任)。チームを任されたのは、2024年からコーチを務めてきた前新田暁指揮官の内田昇監督だ。新田暁時代には少人数チームの選手を育て上げて、公立強豪や私学から金星を奪ってきた。

投手育成に加えて、選手の長所を伸ばす指導に定評があり、桐生工という伝統校での指導機会が巡ってきた。内田監督は「桐工という伝統校を任せてもらったことを光栄に感じている。塩尻前監督からの学びと、自分が新田暁で積み上げてきたことを融合させることで、選手の力を伸ばしていきたい。

コツコツと努力できる選手たちが集まってきていて、大きな可能性を秘めている」と生徒に寄り添う。スター選手はいないが、全員が主役。ひたむきに努力することで、大きな結果をつかんでいく。

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