【國学院栃木 野球部】国学院栃木のプライドを胸に

柄目直人監督にはこだわりがあった。その志ゆえ、同じ道から甲子園を狙わない。甲子園へ行くためにはどの道を進むべきか、自らと向き合いながら、成長し続けた。昨秋、指揮官に変化があった。それまでは打倒作新へベクトルが向いていたが、その矢印を内に向けるようになっていた。重圧、激励…すべてを受け止めて、自らの力に変えていた。柄目監督は2000年の選抜に出場し、一番打者として4強進出の原動力となった。あれから18年、敗戦を糧に戦い続けた指揮官は、母校のプライドを胸に選抜へ乗り込む。選抜出場が決まったが、これは野望の第一歩。選抜で歴史にその名を刻むことがチームのミッションとなる。 2018年3月号掲載

 

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