2020年前橋商 学年超えた熾烈な競争
2020年夏の前橋商も、個性溢れる選手たちが揃った。
攻守の要は、ショートでプレーする小池悠人主将(3年)。
いぶし銀・茂木大樹(3年=二塁手)、主砲・石原生汰(3年=外野手)らが打線にアクセントをつける。
投手陣は、エース橋本優雅(3年)を軸に、2年生の右の技巧派・茂田侑大、大型右腕・萩原蒼真らがブルペンでしのぎを削る。
住吉信篤監督は、代替大会を本気の勝負と捉えて、学年を超えた熾烈な競争を促す。
住吉監督は「準備期間は限られているが、大会を通じて成長していってほしい」と、送り出す。
気鋭の1年生27人加入
今春、前橋商には1年生27人が入部した。
3年生16人、2年生16人だったが、昨夏準優勝の影響もあり、1年生が増加した。
コロナ休校の影響でチーム合流は遅れたが、6月中旬の練習再開後に、フレッシュな声でチームを盛り上げている。
1年生たちは、前商の伝統を引き継ぐべく、新たな一歩を踏み出した。
2020年8月号掲載